コロちゃんですっかり中止になっていた夏祭り。
毎年、海の日がらみのあたりでやるので暑いさなかです。
長男がお囃子デビューしたのは小5の夏だったから、
2年ほどやっていなかったのかな。
例年は町内を2日間にかけて練り歩き、
飲んだり食べたり、お菓子もらったり。
子どもたちは水鉄砲持参で全身びしょ濡れになりながら練り歩き、
大人はへべれけになりながら練り歩く(笑)
そんな、シラフの人にとっては大迷惑なお祭りでしたが、
今年は練り歩きなしでシンプルに、神社でのみお囃子を鳴らすということらしいです。
そうだよ、祭りも簡略化が必要だ。高齢化もすすんで、もうみんな練り歩けまい。
前にも書きましたが、この”お囃子”には楽譜が存在しません。
言わば耳コピによる伝承なのです。
なので、できる人がいなくなれば当然のごとく絶えてしまうもののひとつ。
鳴らさずにいると、できなくなるという心配もあったのでしょう、
今年は2年ぶりに復活するそうです。
長男、浅草の老舗和楽器店で名入りのバチを買ったにも関わらずそっから先のコロナ流行で出番なしでしたが、
ようやくマイバチも日の目を見るのかな。
父ちゃんは仕事が忙しくあまり気乗りしないらしいので、
今年は篠笛覚えたい母ちゃんが参加予定。
父ちゃんからは
「週末は野球で忙しいくせに、その夜に練習行くの?!」
と驚かれましたが
いやいや、仕事で演奏するんじゃないんだからいいんだよ(笑)
今年度からは、伝統が途絶えないために子どもの参加もかなり大幅に推進するそうですから、
自分がしっかり覚えて次世代に渡せたらなと思っています。
夏の楽しみがまたひとつ増えました。