娘にとっては最後の、ちゅーたんにとっては最初の県西大会。
実は娘は先月の市内戦のあとに猛烈なふくらはぎの痛みで接骨院を受診し、軽度肉離れと診断されていました。
県西大会までにはおおむね回復はしていたものの、前日夜に接骨院で予防のテーピングを巻いてもらったりと不安材料が若干残る中での試合になりました。
相手チームは去年は県西大会のすべての試合をコールド勝ちで収めて優勝したという猛烈クラブチーム。一回戦からいきなりラスボスとの対決に。。。
が、色々な予想外が重なって途中で逆転するという展開もあり、去年王者を一旦黙らせたりといいもの見せてもらいました。
しかし猛攻実らず結果は9−4。初戦敗退となりました。
上へ繋がる大会はこれで終幕ということでおおかたの3年生が立ち尽くして号泣する中で娘は男前な面構えを崩さず一粒の涙も流しませんでした。
そういえば娘が中学の試合で泣いたのを見たことがなく・・・
常に「上には上がいる。努力しなければ勝てるわけがない」という悟りの連続だったように思います。
野球しているのが楽しい。おそらくそれに尽きるということだったんでしょう。
エースが崩れたあとに2アウトでランナーを背負った状況で「この回締めてきて」と継投を任され、
普通だったら緊張する場面でしょうけれど娘はニコニコしながらマウンドまでりすのように走っていき、
『投げていいかな?いきますよ』てな表情で変化球投げ込んで奪三振。スリーアウト。
セカンドから走り寄った弟と飛び跳ねてタッチ!

夏休みに入ってからのローカル大会が正真正銘最後の大会になります。
どんな場所に置かれても、手を抜かず自分のスタイルを曲げずに努力を重ねてきた娘。
たぶん、試合に負けても泣かないのは、「相手に負けるより自分に負けるほうが悔しい」ことを、この短くて長い野球ライフの中で感じていたからではないかと想像します。
近隣チームとの合同になり歯がゆい思いもしたし、
ようやく自チーム単独でやれる人数が揃い喜んだのも束の間ゴリ先生が異動になったりと、
全然、順風満帆ではありませんでした。
でも、人にこびることなく、なびくこともせず、
誰が見ていても、見ていなくても自分のために努力を重ねる姿は大人の私にとっても見本でした。
そんな姉を間近で見ていたからこそ、弟のちゅーたんも”野球部で手を抜いたら先生じゃなく姉ちゃんにまずぶっとばされる”と思っていたものか、
非常に練習よくやっていたようで、打順9番ながらも市内・県西ともにフルで出場させてもらいました。
姉いわく、「あいつは一球にかける集中力が半端じゃない」そうです。
努力って誰のためにするのか、
その努力がどの場所に通ずるのか、
野球がこのきょうだいに教えてくれるものの大きさに母は感謝しています。








