イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

じゃれるな危険

昨日長男が帰宅してすぐに私が仕事中の書道教室の窓を元気に開け、

「おかあ、おれ、やらかしたわ!!」と。

「は???」

一緒に居た生徒さんもハテナ顔。

「おれさ、今日、ヒロのチャリの鍵こわした。

 いや、もともとヒロの鍵はこわれてたんだけど、ダメ押しで破壊しちまった。」

なんのことだか全然わかりません。。。。

「今日さー、ヒロがなんか知らんけどおれに無駄にちょっかいかけてきて、

 マジで頭に来たからちょっとイタズラしてやろうと思って、

 帰りに自転車の鍵、抜いてやろうと思ったんだよ。

 もちろんすぐ返すつもりだったんだけど。

 そんで、ガチャンってやったらボキってなって戻んなくなって、

 ”あーーーーそういえばこいつのチャリの鍵前からダメだったんだっけ!!”

 ってあとから気がついて・・・・」

・・・なんかよくわかんないけど、まあ、腹いせにやったイタズラが思わぬ方向に行ったってやつか。。。

「ヒロの父ちゃんが迎えに来てチャリも持って帰って、

 ヒロの父ちゃんにはおれも謝って、父ちゃんは全然許してくれたんだけど、

 先生が、家に電話するって言ってたから、ガッコーからかかってくるけど・・・

 まじごめん!」

一気にまくし立てたあと、家の中にそそくさと逃げていきました。。。

 

習字の仕事が終わったあと、すぐにヒロの父ちゃんに電話して私も謝罪。

ヒロんちはまあ、もう言ってみりゃ親戚レベルの長い付き合いなので、

「父ちゃんうちのバカ息子がごめーーん!!」「あー大丈夫だよー!」と電話は1分で終了。

そのあと程なくして学校から電話。

うぁ〜、来やがったな。

電話に出ると、担任ではなく、部活のA先生でもない先生でした。

長男によると、たまたまそこにいた社会科の先生だったそうな。

「先生、うちのバカ息子がほんとすみません!本人から帰宅早々聞きました〜〜」

と謝って、今しがたヒロの父ちゃんにも電話してゴメンしたことも話しました。

「ああ、そうなんですね・・・それであの、今回の状況を説明しますと・・・

 あ、今お時間大丈夫ですか?

 あのーそのー、ヒロさんがですね、Kさんに日中ちょっかいをかけてじゃれあっておりまして・・・」

じゃれあう!!!犬か!!(笑)

「イタズラ心で自転車の鍵をいじりました結果、えーあの、鍵が壊れてしまった、ということになりまして・・・

 それであの・・・ヒロさんのお父さんとKさんはじかにお話できてまして、

 謝罪も済んでおりまして、お父さんのほうも怒っていらっしゃいませんでしたので・・・」

先生、保護者対応苦手なのかな?私、全然怒ってないけど先生のほうが気の毒なくらい恐縮していて、なんか逆に申し訳ないくらい。

「それであの・・・・なんというか・・・」

「わかりました!今日は家でみっちり強制労働させて反省させますんで!!」

「え・・・あ、はい。。。」

 

電話が済んだあと、

「自転車の鍵をイタズラするなんてずいぶんネチッこいんじゃない?つまんないことすんじゃないわよ」

と私が長男に言ったら、

「いや、鍵を持ち帰ったりとかはしないし、鍵あいてないことに本人が気がついたらすぐ投げて返すつもりだったんだけど・・・想定外に鍵のほうがぶっ壊れて・・・」

とのこと。

まったくもう!!

ちなみに先生はIT企業からの転身で教員になられた先生だそうで、

今年から教員になったそうです。(長男談)

なんか納得。電話口で地味に脇汗かいているのが見えるようで、逆にこっちのほうが申し訳ない気持ちでした。

 

しかしまあ男子ってどうしていつまでもこうやってネタの宝庫なんでしょうか〜。

中3と小2の違いが母ちゃんわかりません。