イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ふつうのものさしでは計れないもの

チビ太、登校間際にご機嫌ナナメ。

なにがあったのかは不明。

そんで、出発時にきょうだいに置いていかれて泣く。

 

「今日、学校行かない!!」

はい、そう言うと思ってました。取説通りですな〜。

 

ひっくり返って板襖を蹴ったり、扇風機を蹴ろうとしたり色々してたけど、

黙って扇風機だけよける母ちゃん。

壊れて困るのは扇風機だけ。家はもともとボロだから、板襖くらい構うまい。

母ちゃんはチビ太にかまうことなく燃えるゴミをビニール袋に集めながらせっせと出勤準備。

そして15分ほど経過。

さすがに自分でも疲れたのかチビ太は泣くのをやめ、

学校へ行く支度をはじめました。

おお〜〜偉い。

そんで、母ちゃんが集め終わった大きなゴミの袋を見て、

「おれ、(学校)行くときに持ってってやろっか。」ですって。

 

そして、ランドセル背負った2年生、

大きなゴミ袋を持ってよっこらよっこら登校していってくれたのでした。

なんて優しい子!!

人の役に立ちなさいと言って日々育てているけれど、

こうやって、自分から仕事を買って出るところはとてもえらい。

チビ太のよいところは、ごく普通のものさしでは計れないよなあ〜としみじみ思った朝でした。