今朝の毎日新聞朝刊に、私の投稿載せていただきました〜〜♡
記事内に「高校野球物語2023春」という引用がありますが、
そちらの記事はネットだと全文読めない・・・
ので、別の記事にはなりますが、
内容はこちらをご参照ください。
↓
"高校野球らしくない"指導でセンバツ有力 元巨人・佐藤洋監督が変えた東北高の練習風景 | THE ANSWER
ダルビッシュ有の母校、東北高校で野球部の監督をしている元プロ野球選手の
”ヒロシさん”の話なんです。
練習はジャージOK(つまり練習着を着ない)、
練習中の音楽OK、
髪型自由、
監督を「ヒロシさん」と呼ぶ・・・
などなど、とにかく「高校野球らしくない」ことずくめなんですよ。
それでも今回、きっちり成績を残して春のセンバツにも出場しました。
「厳しさ」だけが勝利の踏み台になるわけではないことを証明してくれた思いがします。
WBCでも、チェコの代表のことを素晴らしいと取り上げる記事が多く見られました。
教師や、技師、会計士など、様々は職業の人たちが集まって一つのチームとして戦っていたとのこと。プロ野球というものが国内に存在しないがゆえだそうです。
仕事を持ちながら練習することの大変さ。
さらにいえば、WBCは遠征ですから、長期の休みも取っての出場ですよ。
並大抵のことではやりきれませんよね。(それを許してくれてる環境もすごい。)
きっと原点にあるのは「野球がすき、野球はたのしい」
そんな思いなのではないかな?と感じます。
苦しいだけだったら、とっくにやめてますよね。
「好き」を育てることのむずかしさ。
「たのしい」を感じてもらうための指導者の試行錯誤。
自分からのびようとする力を引き出すために、
水をやり、太陽に当てて見守ることがいかに大切か・・・
上から引っ張るだけの指導は、たしかに成果は早く出るかもしれないけれど、
結局、「その先」が結実しないんですよね。
余談ですが、この記事を推敲してくださった記者さんとは、
電話でも話し、メールでも3回くらいやりとりしました。
記者さんのお子さんはミニバス(バスケットボール)をやっているそうで、
バスケも、ベンチからの怒声がよく飛んでる、とおっしゃってました。
一日何百通も来るのであろう投稿の中から、これをチョイスしてくれたのは、
きっと、思うところあったからなのでしょう。
早く世の中から「努力と根性」を強要する昭和感がうすれ、
時代の流れが変わってくれることに期待します。
努力と根性を支えるのは、「楽しい」と「好き」なんですよね。