イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

馬さん

今日は娘、厩務体験。馬さんの世話の仕事をしてきま〜す。

 

娘さん、夏前からのクラスのごたごたで、

夏休み中は全然だいじょうぶで、

そんで二学期になってからも少しは落ち着いてたんだけど、

ここへ来て再びややこしい状況に巻き込まれ、

胃が痛いのと気持ちが悪いのとでここ数日ダウン。

前日は欠席し、昨日は早退してきてしまいました。

学校のことを考えると、家にいてもおなかが痛い・・・とも。

おおっぴらに起きてるケンカとかならいいんですけど、

これが、女子同士だから陰湿で・・・

男所帯の中で育ってる娘にはこれが耐えられない。

いや、誰だってそんなの耐えられないですよね。

 

そんで母ちゃん思い出した。

近所のでっかい公園内に市のフリースクールがあったことを。

よく保育園児とお散歩に行くので、その存在を知っておりました。

善は急げ、さっそく見学に行っていいか問い合わせると、

今からいいですよ〜〜との返答。

学校を早退してきた娘を連れて見に行ってみました。

公園内の緑豊かなポイントのロッジ内にあり、

勉強スペースはログハウス。

もちろん庭は広大です。

午後だったので小学生はいなくて(小学生は低学年さんが多いので午後は給食のあとに帰る子が多いそう)、

中学生数人がめっちゃ楽しそうに外でキャッチボールして遊んでおりました。

 

こちらのフリースクール、非常に融通がきき、

学校への欠席連絡は不要、

フリースクールに来るときも連絡は不要(最初に登録すればあとは自由に来ていい)、

そちらに来れば、元の学校のほうで出席扱いになるとのことでした。

ありがたいことに給食もそっちに持ってきてくれるそうな!これは素晴らしい。

週に1回だけ利用する子もいるし、

元の学校に通いながら行事だけこちらで参加の子もいますよーとのこと。

行事というのは月にいくつかのイベントが設定されていて、

それのことなんだそうです。

そこで冒頭の馬さんのお世話。

月に一度、ポニーのお世話する行事があるそうでちょうど今日がその日。

「よかったら明日来たら〜〜」と誘っていただき、

動物が大好きな娘はさっそく参加することにしました。

 

来週は、馬さんではなく体験学習で、

電車に乗って近隣市の施設まで行き、

なんかのクラフト体験して帰ってくるそうです。

来月は魚釣りとか言ってました(笑)

どんだけイベント多いんだ。うらやましいぞ。

フリースクールは基本的に親の送迎なので(中学生は自転車で来ていいそうです)、

開室時間のからみもあって私がパートが休みの日しか利用できないのですが、

娘に確認したら

「それでいい。それ以外の日は学校のほうへ行けると思う。

 もう一つ、行ける場所ができたって思えれば、その間の日は学校でも耐えられる」

ですって。

そうかー!人間、デザートがあると知っていれば苦手な食べ物も食べられるのと一緒かな(笑)

 

ほんとにね、思うんだけど、

なんか困ったことがあったときに

「困ってます!」とちゃんと自分から言うのってすごく大事なんだなと。

困ってます、苦しいですって言わなければ、

何事も解決していかないんだなって。

我慢することが美しいと刷り込まれた私たちの世代では、

ほんとにこれはむずかしい主張なんだけど、

ちゃんと周囲に伝えれば何かしらの解決の手がかりはあるものだと。

こうして別のコミュニティに属すことで、逃げ場ができたのはいいことだと思います。

しかもそっちに行けば登校扱いになるってとこがありがたい。

娘は、自分が長く休んだら担任の先生が管理職の先生から責められるのでは、と心配していたようです。

そんなことまで気がつくんだね。。。

だからこその、堤防決壊なんでしょう。

いろんなことに気がついて、いろんな人の気持ちを想像しちゃう。

今は苦しいけど、そのやさしさが、きっと大人になってから役に立つよ。