イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

事件発生@油断禁物編

無事に誰もゴネずに登校して行った朝、

ほっとしながら母ちゃんもパート先へ出勤。

0歳児クラスで、泣きまくる赤ちゃんたちを抱っこしながら、

今日は暑くなるね〜〜〜9時で室内気温がもう27度もあるよ〜〜などと同僚の先生と話していました。

 

10時半から20分ほど、歩ける1歳さんだけを3人連れて園庭遊び。

蒸し暑さに私もマスクを外したくなるほど。

汗をたくさんかいた子どもたちを保育室内に入れて着替えさせお茶を飲ませ、給食運んできて・・・なんて超慌ただしく仕事していたら

11時半過ぎに突然、

「学校からお電話かかってきていますよ」と声をかけられ、

「え、私ですか?!」

と驚いて電話を代わる。

電話口は学校の保健の先生。

「チビ太くんが、体育のあとに様子がおかしくなりまして。」

とな。

あれ!熱中症かいな。すんげー蒸し暑いもんな・・・外ですか?

と確認すると、「体育館です」とのこと。

この蒸し暑さでは、外よりむしろ体育館のほうがまずいかもしれない。

「それで、保健室も冷房をかけ、体も冷やして、OS−1も1本飲ませて、本人も話はできるのですが」

つまり、心配だから迎えに来て欲しいということかな・・・。

 

とはいえ、私も最も忙しい時間帯。

一瞬で現場を抜けられるほどの余裕がないことは百も承知・・・

「今すぐに迎えに行けないので、少し保健室で休ませてもらっていてもいいですか?

 上司に相談して、なるべく早く帰れるよう調整します」

と話して一旦電話を切りました。

かくかくしかじか、こんな状況らしくて・・・

と話していたら、3分も経たないうちに再び私あてに電話。

「心配なので、念の為学校から病院に連れて行こうと思いますが、かかりつけの病院はありますか?」

とのこと!

こうなると、親としては行かないわけにはいかないなとすぐに判断して、

取るものひっつかんでダッシュで早退。

幸いなのは、職場から小学校までが車で2分なこと。

 

保健室につくと、冷え冷えの部屋の中でチビ太がアイスノンに頭をサンドイッチされながら横になっていました。

思ってたより元気そうで一安心。

学校からもっとも近い病院が、午前の診療時間が終わってはいるけど診察受け入れてくれるとのことですでに電話済みということで、そちらへ向かうことになりました。

 

診察の結果、やっぱり診断は「軽い熱中症」。

具合が悪くなってから1時間以内ということもあり、

また年齢が小さいこともあって、大事をとって点滴を受けることになりました。

人生初、点滴のチビ太。

おー痛々しい。

 

点滴を受けながら

「もう、こういう目にあうのはいやだから、お茶は自分でちゃんと飲むようにする・・・」

と反省していました。

チビ太にとっては、いろんな意味でだいぶ効く薬になったようです。

 

で、点滴は1時間で終わると聞いていたのに、速度がゆっくりだったのかなぜか3時間!!!

いやあ、最初は神妙にしていたチビ太でしたが、途中から元気がありあまり、

暇だ〜暇だ〜〜〜とベッド上でぼやく。

「ボールが6個ありました、2個ホームランを打ちました。残りは何個でしょう」

「アメが3個ありました、ちゅーたんが6個買ってきました、全部で何個でしょう」

などと二人で問題を出し合ってなんとかやり過ごしました。

 

 

帰宅してから他の子どもたちにも

熱中症になると点滴になるよ。

 自分は熱中症にならない、とは思わないこと。

 熱中症になるかもしれない、と思って過ごすこと!」

と話したらみんな、点滴は勘弁!!と心から思ったらしく

「気をつけます」と言っていました。

水分をとっていてもなんだかおかしくなったら、それはもう自分のせいじゃないから、

必ずすぐに大人に言うことね、

とも。

 

これからの季節で怖いのは、もうコロナじゃないよな、

と心底思った母ちゃんでした。

みなさんも、熱中症にご用心!!!