イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

扱いづらい、の巻

今日は朝から長男とけんか。

原因は「散髪」。

長男、髪を切りたがらない男で、なかなか切らせてくれません。

気温も高くなってきたし、前髪で目も隠れてるし、

お店に行って切るか、家で切るか、

とにかくどっちでもいいから切って、と。

私が行ってる美容室で切ったこともあるのですが、予約するのが嫌、と。

予約してしまうと、その日に友達と遊ぶ予定が入ったら困るという理由です。

それで本人がしぶしぶながらも「家で切る」とな。

私が切ったのですが、仕上がったのを見たら

「気に入らない」

と大暴れ。

理由は「前髪が短い」とな。

これがね、たとえば私が明らかに失敗してキレられるんならまだ話はわかる。

全然失敗してないんですよ。ほんとに。むしろ床屋でいかにも”切りました”というふうにされるよりずっと自然なくらい。

本人がただ気に入らないだけ。

「前髪を1cm切るなんてありえねえよ、ばかじゃねえの!」

「ほんとまじ、なにやってんの?!」

「なんだよこれ!!!」

本人ブチギレですよ。

でもこっちだってそこまで言われる筋合いはないから頭にも来る。

前髪は半年も切ってないんですから超長い。不潔感もすごいし。

洗面所でキレて洗濯カゴを蹴飛ばしまくってる長男に父ちゃんも見かねて

「全然変じゃねえよ」「そんなに短くなってないって」

と声をかけるも全然効果なし。

「まじ、どうしてくれんの?!」

「ふざけんなよ」ですって。

 

 

下のきょうだいも本当は野球に送っていかないといけないし、

野球星人たちの弁当も作らなきゃいけなかったんだけど、

私も人間なのでこうまで言われるといろんなことがすべて嫌になり、

もういいや。どうにでもなれ、と裏の習字教室に家出。

すべて鍵をかけて立てこもる。

長男の散髪以前に、なんだか下のきょうだいたちもふざけていたのですよ。

天気予報見るとか言って勝手にパソコンつけたはいいが、

そっから脱線してグーグルのよくわかんない無料のゲームを探してきていじったりとか、

そんなこんなで野球の着替えもだらだらと進まず。つまんないことできょうだいげんかもしてるし。

そんなこんな、もう、母ちゃんは君たちに何かしてあげられる気がおきない、と。

 

母ちゃんは、みんなに色々しているはずなんだけれど、

なんでこんななのかな。

悲しくなるわ。

昨日だって、テニスシューズがだめになったというから時間つくって一緒に買いに行ったのにさ。

感謝されるのはモノ買ったときだけ。

はあ、こうなってくると私のただの愚痴なのかな。

「してあげている」とどっかで思っているのかな・・・

そうなると、親子とはいえ親切の押し売りなのかな?

でも、なんか全然感謝されてない・・・。

・・・はあ、もうどうにでもなれ。

一人、墨の匂いの立ち込める教室内であたまだけぐるぐるとしながら座っていました。

 

そして、気がついたら車が出ていく音がして・・・

父ちゃんが野球星人たちを送って行ってくれてました。

ありがとう父ちゃん。

5分後、帰宅した父ちゃんにそっと窓をあけて「ありがとう」と言うと

”どんまい、べつにいいよ”というふうに片手をあげてくれました。

「弁当は、あいつら自分で作って持ってたみたいだから、

 足りてるかどうかわかんねーけど」

と。

そうか、自分で作ったのか。えらいぞ。やればできる。

「あいつはさ(長男のこと)何言っても、何やっても気に入らねえ年頃なんだよ。

 ほっとくしかねえな。中2病だ。」

と父ちゃん。

 

先日はこんなこともありました。

長男、こないだメガネがいよいよ劣化でだめになったので、

ない時間をやりくりして隙間時間でメガネ店に連れていき、

本人も気に入って作ったはずのメガネを実際にできあがってかけたら

「気に入らない」とな。

家に帰ってきても

「こんなメガネいらない。似合わない」

と。

翌朝になってもしつこく

「このメガネまじありえない」

と文句たらたら。

自分で決めたくせにこの調子です。

もう、なんだって気に入らない年頃なんだね。

散髪のあとも

「まじ、このメガネもありえねえし、髪もありえねえし!!!」

と言ってキレてましたっけ。

メガネをまだ根にもってるなんてしつこすぎる・・・。

髪はまだしも、メガネは誰のせいでもありゃしない。

 

思春期は、精神的親殺しだそうな。

こんなことで精神的に殺されるような親ではないにせよ、

スルーするにはしきれない母ちゃんであります。

中学生は扱いづらくてほんとイヤです。。。誰かたすけて〜〜〜涙。