イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

みんなでやれば

昨日、パートで0歳児さんの部屋で仕事していたのですが、

一緒に仕事していた先生が、

「子育てって、一人でやっちゃいけないものの代表だよね」

と。

「・・・!!まさに!!!」

 

先日、ラジオを聞いていたらリスナーからの投稿で

「コロナなので、出産も一人、産んでからは実家にも里帰りできず、

 夫の転勤もあって、見知らぬ土地で一人で子育てしている。

 子どもをかわいいと思えないこともあり、とてもしんどいです」

というものがありました。

これを片耳で聞いていて、思わず涙が出そうになりました。

 

私もかつて、故郷からずっと離れての子育てでした。

結婚当時は八ヶ岳、そこからの京都。

その土地その土地で助産師さんに取り上げてもらいお産、

当時は、母が産後の一ヶ月来てくれていたから助かりました。

とはいえ、やっぱり地元を離れての子育てで、

当時は父ちゃんも駆け出しの雇われ職人で忙しく、

なんだかんだのワンオペ育児でした。

小さい長男にはガミガミ言ってしまったことも多々あり、

今でも思い出すと申し訳なく思うこともあって・・・

とはいえ、そのぶん幼児期にそばに置いていた時間も長く、

大きくなってきてからはだいぶ手も目もかけたし穴埋めは済んだ感もあり(笑)

 

そんな中でも、子育てそのものも、どこの土地でも人に恵まれて過ごせたことがありがたい、というのが今の感想です。

八ヶ岳でも、長男含めほんとうに色んな人によくしてもらいました。

京都でも、森のようちえん時代はほんとうにいい思い出。

地元に戻ってきてからも、子育てサークルに誘ってもらったりして、

子どもがすでに大きくなっちゃった今でもママ友との付き合いは続いているし、

もちろん、結婚当時から今まで暮らしたいろんな場所でできた友達も当時のご近所さんも、

距離は離れた今でも仲良くしてくれて嬉しい限り。

 

もし、今コロナでそういう接触もなくなっているとしたら、

家にこもらなきゃいけない子育てなんて・・・・・

ほんと辛いよなあ〜〜〜と思いました。

 

 

保育園でも働いていて思うけれど、

やっぱり第一子を育てているお母さんは大変だろうな、と感じます。

ぐうぐうとよく寝る子はたいてい第二子以降で、

物音がしてもほぼ起きない。

そりゃそうですよね、上のきょうだいがうるさくしてるから(笑)

第一子ちゃんは、紙がめくれる音で起きちゃう子もいて、こりゃお母さんは大変だろうね〜〜〜という感じがします。

 

働きに出ているお母さんはそうは言っても外の空気を吸えるからいいものの、

専業で家にいるお母さんたちは息が詰まることでしょう。

とはいえ、働きながらの子育てがいかに大変かもわかる。

料理なんて作ってる場合じゃないことも多々あるでしょう。

 

思うに、やっぱり子育ては誰かの助けがないとできないもので、

一人でできるものではないということ。

人間を育ててるんですから、一人でできるわけがない。

 

今、全員が小学生以上になって思うのは、

手が足りない時期はほんとにいっときで、

その時期をいかに乗り切るかがポイントなのかな、と。

でも、じつはその時期もすんげー大事なんだよね・・・とも。

矛盾してますね。大矛盾ですよね(笑)

つまり言いたいのは、

「自分がゆずれないポイントだけはおさえて、あとの部分はテキトーにやり過ごそう!」

ということかな。

そのポイントは人それぞれなので、

他人がとやかく言うことじゃありません。

さらに言えば、「ちょっとお願いできる」誰かがいてくれたらいろんなことが乗り切れるんじゃないかな、とも。

 

全員、だいぶ手がかからなくなってきたわが家ですが、

それでも土日のテニスと野球の送迎は手が回らないこと多々あり、

そのたびにチームメートやママ友が助けてくれます。

深い感謝とともに、自分も、そのぶんできることで返したい、という気持ちにもなります。

そう、子育てってやっぱり一人じゃできないんですよね。

そして、究極の「おたがいさま」でもあるのかも。

そうやって、母ちゃんも育ててもらうのかもしれません♪