昨日、一昨日と、野球の昼ご飯を届けにグラウンドへ行ったら、
やはりお昼を届けに来たチームメイトのママ数人と会い、
どうでもいい話で盛り上がる。
若いころの失敗談や冗談話なんかで腹がよじれるほど笑ったりして、
たった15分くらいだったけど、ほんとに楽しかった。
これは完全に自論だけど、この、どうでもいい話の中で、
人間はコミュニケーション能力が磨かれるんだと思う。
雑談というのは、用意された話題の中で展開するものじゃないので、
その場その場で引き出しをあけないといけないし、
自分もしゃべるけど、人の話を聞くというのがいちばん大事なわけで
その人の、言わんとしていることをつかめないと、おもしろくないわけですよ。
しゃべってる相手も、そこをつかんでもらえるから話していて楽しいわけよね。
世間話の中には、何か自分にとっても、相手にとっても、
その時に困ってることの打開策になるような、そういうピースが埋まってたりもする。
思いがけない人とのつながりが得られたりとか。
あとから思い出すと、その時には気が付けなかった思いがけないエールをもらっていたりとか。
リアルな人間の接触ならではですな。
私は心理学を専攻してますが、勉強を続ける中で感じているのは、
わざわざ用意された箱の中での治療だけがカウンセリングなのではなくて、
普段の接触がじつはカウンセリングの役割なんじゃないかということです。
そんなこと思っていたら、
「自分の思っていることを言葉にできたら、悩みの半分は解決してるのと同じ」
という言葉を思い出しました。
リアルな接触がここ3年ほども断絶されて久しく、
さらには「濃厚接触」とか「自宅療養」とかなると、
もうほんとに、人間としての生活をはく奪されてる感じひしひし。
でも、こういう中でも人間は生きていかなきゃいけないんだし、
心の中身は菌に負けんな、と思うのであります。
お友達のみなさま、家から出られない状況になったらどうぞ連絡してきてください!!
私でよければあなたの心に30ワットの電灯をともします♡