イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

イタい!!教訓

昨朝のこと。

ピンポ~ンと自転車で遊びに来た近所のS(小3)。

歩いて1分もかからない距離に住んでます。

長男の友達が前日から泊まりに来ていたこともあり、

Sはルンルンでいつもより早くやってきました。

うちではすでに公園に釣りに行く話をしていたので、

「母ちゃんに、公園行ってもいいか聞いておいで」

と言うとSは、

「ワカッタ!!」

と喜び勇んで家へ。

と思ったら数秒後、

ガシャンという音がしたので、コケたか?と思って音のしたほうを振り返ると

なんとその先に軽トラが停止しているではありませんか!

軽トラの運転手さんの「大丈夫?!」

という慌てた声が聞こえた瞬間、

”事故!!”と初めて私も認識し、あわてて彼の元へ。

Sはノンストップで家の前の道へ飛び出したらしく、自転車の前輪と軽トラのバンパーが接触

自転車のハンドルが脚の付け根に当たったらしく、

いてぇ、いてぇ・・・と押さえています。

私は彼を抱き上げて自分の膝に乗せ、

外にいたうちの父ちゃんも駆けつけたので

「Sの母ちゃん呼んできて」

とお願いすると、父ちゃんはSの家まで走って行きました。

大丈夫だよ、と声をかけながら彼の体のあちこちをそれとなく確認するも、

血が出ていたりはしない様子。

だた、本人もよほどびっくりしているらしく、

血の気の引いた顔をして、心臓がバクバク。肩で息をしています。

ほどなく、父ちゃんと母ちゃんが着の身着のままで慌てて走ってくるのが見えました。

軽トラを運転していたのはこれまたごく近所のかたで、

まっ青な顔をしてSの両親に謝ったあと、救急車を呼びましょう、と言いました。

折れてなきゃいいけど・・・やっぱり病院も連休中で休みだし・・・

軽傷のようには見えるけど、夜になって万が一容体が変わったら困るし・・・・、

やっぱり呼びましょう、という結論に至り、救急車を呼ぶことに。

 

ほどなく救急車が来て、救急隊員さんがSに「立てるかな?」と声をかけると、

Sは立ちあがって自分で歩くことができました。

大人たちも、野次馬していた子どもたちも、それを見て心底ホッ。

救急隊員さんが

「頭部を打った可能性はありますか?」

と聞いてきたので、

うげっ、たしかにそれはどうだったか?!

と思っていたら、

父ちゃんは遠目ながらSの姿が見えていたらしく、

「頭は打っていないと思いますよ」

と言ったので安心しました。

たしかに。傷はなくとも頭を打っていたらほんとこわい・・・!

 

さらにそのあと警察が現場検証に来て、

軽トラの保険屋さんが来て・・・・

と、公園行くどころではない。

子どもたちは、車輛が来るたびにその車の中をじっくり観察し、

さながらの社会科見学・・・・。

Sの自転車をよく見ると前輪がぐにゃんと曲がり、

でも、プラスチック製の前かごは損傷なし。

ハンドルも曲がっていなかったので、

本当に、ごくごく先端の前輪だけがバンパーとぶつかったのですね。

一瞬でも何かが違っていたら、とんでもないことになってたんじゃないかと思うと、

ああほんとに恐ろしいな、と思いました。

そうこうしているうちに、救急車に同乗していったSのお父さんから電話があり、

打撲傷だけなので心配ないようだ、と。

 

あーよかった!!!

 

うちに遊びに来たことのある方ならみんなわかると思うのですが、

どうも見通しが悪いのですよ。

去年の、塀壊してる写真が出てきたので参考までに

  ↓

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この、電信柱の先にある左の塀のところで飛び出したんですね。

ちなみに、右側の塀は今年の春先に父ちゃんがハンマードリルですべて壊してくれ、

撤去しました。

子どもの飛び出し防止のため・・・

と言っていたら、

左の塀から飛び出してしまいました。。。

 

昼前、帰宅したSのパパがわざわざうちに来てくれ、

Sの様子を話してくれました。

今は興奮しているので痛くないと言っている可能性があるので、

2、3日様子を見てくださいと言われたとのこと。

そりゃそうだよね。

本人は、自分が飛び出して事故に遭ってしまったことにショックを受けているみたいで、落ち込んでいるともパパが言っていました。

わかるな~。

学校の先生にもお休み中の事故に注意とさんざん言われてたのに・・・先生にも叱られるかも、とか、

あの時停まればよかった・・・、とか、

小3にもなれば、色々心の中で思うでしょう。

運動会前だし、駿足のSの足が骨折とかしてなくてほんと良かったね!

と子どもたちも口ぐちに言ったのでした。

 

連休早々の事故でしたが、無事でほんとに良かったです。

私自身も運転は毎日する身ですから、

不運にも逆の立場になったら・・・と思うとぞっとします。

子どもたちも、あの場所で飛び出すと危険なことが

今回の件でよ~~~くわかったようです。

どれもこれも、Sが軽傷だったから済んだ話。

みなさんも、くれぐれも事故やケガなく連休楽しんで下さ~い!