イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

野球娘の気概

娘はこの頃、左打者になるってんで練習中。

足が速いので、左のほうが一塁に近いため有利なんですね。

それで、ぜひ左で!とコーチたちにもすすめられ、

家でも熱心に素振り。

ちなみにちゅーたんとチビ太はすでに左バッターで定着。

もともとこの二人は赤ちゃん時代に左ききの時代があったので、

あまり利き手にこだわりがないらしい。

最初に左でバットを持たせたらさらっと左打ちになっちゃいました。

娘はそれも悔しいらしい。そうだよなあ。

グラウンドでも土曜日はバッティング練習でものすごくがんばっていたらしく、

マメができた、と言って帰宅。

それで、日曜はテーピング巻いていったのですが、

午前中の練習でマメがつぶれた・・・と。

このパターンだと、娘は「痛い→泣く→どうしたらいいかわかんない」

の予測図式がワタシの脳内で勝手に再生されたのですが、

いやはや娘。成長した。

「・・・・ばんそうこう貼って、その上からテーピングする。。。」

と。

テンションはこれ以上ないくらい下がっていながらも、

お昼ご飯のあとに、自分で丁寧にテーピング巻いていました。

なんか、自分で解決してる。えらい。

 

さて、昼過ぎからはチーム内紅白戦!

ちゅーたんはライト、娘はセンター。

なかなか球が飛んでこないからひたすら暑い!

で、チビ太はボールボーイ(笑)

スコア書いてる監督のとなりの木陰にちょこんと椅子にすわり、

ファールが飛んでいけばさっと飛び出して走る!

そして、絶妙な間合いでサッと出て主審にボール手渡し!

泥で汚れたボールを水で洗いに行く!(笑)

よく働くよ~~神宮でバイトできるじゃん!

自分の仕事の役割よくわかってる。

年長さんだもの、言われたこと最後までやれるだけでじゅうぶんエライ!

チビ太さんも守備はつけなくても10番目の打順で打席に立たせてもらって

たっぷり空振り三振してました♡楽しかったそうです。

 

ちゅーたんはバッティングが大好きなのですが、

さすがに上級生の球はなかなか打てず。

でもいい当たりが1本あって、1,2塁間抜けるか、

と思ったけど残念ながらの1ゴロでした。

今後に期待。要練習。

 

娘、三振が多かったのですが、フォアボールでの出塁あり。

いいぞ盗塁いけいけー!

と応援していて、

でも、ランナーとしての走塁練習してないから自分の役割がわかっていず

ベースからふらふら~っと離れるから

「牽制来るって!!」と見ているほうはヒヤヒヤでした(笑)

で、その次の打席で、なんと腕にデッドボール!!!

初めてのデッドボール。

まともに食らったので、どうなるか・・・・泣くかも・・・?

いつもみたいに大声で泣くのか・・・・?

予測しないアクシデントに弱いしな・・・

と母ちゃんは遠目に見ていてちょっとハラハラしましたが、

駆け寄ったコーチがコールドスプレーをかけてくれ、

そのままベンチに下がると泣きもせず、氷を当ててじっとこらえていました。

・・・いやあ、成長したよホントに。

大勢のチームメイトの中で弱いとこさらしたくない、

こんなことで泣いてたまるか・・・!

そんな気持ちだったのかもしれません。

娘にとっては、男子ばかりのチームの中でプレーしていることが

ふんばれる力をもらたしているのかもしれないなー。

 

大きい声であいさつすることも、

痛みを我慢することも、

今までは、まったくできなかったことばかり。

でも、「私にだってできる!なにくそ!」

という気持ちが伝わってきます。

野球がひとつひとつアッサリと乗り越えさせてくれてるんだな。

好きって気持ちは、すごいです。

日焼けとともに、さらに脱皮していきそうです。