イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

宿題いらない

長男、学校でアンケートがあったんだそうな。

それでいろいろ書くところがあって、

卒業式に対して思っていることや、

その他、ふだんの学校生活について思っていることを書きましょう、

という設問だったとか。

 

「おれさ、卒業式については

 ”意味のない来賓祝辞が長すぎる” ”起立礼着席ばかりで嫌だ”って書いた。」

おー。まさにそれね。あれは軍隊式だよね。

でもこんどの卒業式は来賓なしって言ってたからあいさつないね。

今後のためにもそういうのは書いたほうがいいよね。

「でさ、その他のとこに、数人で”宿題多すぎる” ”宿題いらない”

 ”音読なんて誰もやってないから無意味”とかってめたくそ書いたんだよ」

おお(笑)

きみ、音読なんて一年生のときからやってないよね(笑)

「そしたら回収後それ見た先生が、宿題に対するクレームが多すぎるってキレてさ~!

 正直に書いてそれかよって。」

人数が多すぎたのかな(笑)

「きみらのために宿題は出してんだ、とか言ってさ~」

なるほど(笑)

「はあ、俺たちの自由時間は?って感じじゃねえ?」

そうねー。子供時代に遊ばなかったら遊べないもんね。

「まあさ、帰ってからずっと何時間もゲームやってるやつはアホだとおれも思う。

 でも、”中学へ行ったらもっと課題は多いんだから習慣づけろ”って。

 そんなの中学行ったら覚悟決めてやればいいだけじゃん。

 それって”今”が置き去りじゃない?」

ほおーーーーー!!そうきたか!

「大人は”先のこと、先のこと”って、将来困らないようにってプレッシャーばかりで

 結局”今”のこと忘れてるとおれは思う。」

 

聞いていて、長男が”今さえよければそれでいい”などというその場しのぎの考えから言ってるんじゃなく、

「今、今日、この時」という、つまり「一日を一生と思って生きる」という仏教的な意味で言っているのはよーくわかりました。

ここまで考えているんだね。たいしたもんだよ。深い。

きみ、坊さんになったほうがいいかも(笑)。

 

大人は、転ばぬ先の杖でいろんなことを入れ知恵するけど、

ほんとうは、転ばないことじゃなくて、転んでも起き上がれる力をつけることのほうが大事だよね。

よくあそべ、よく眠れ。元気があればなんでもできる!