なわとび大会の朝、
張り切って朝寒い中から練習していて
なわとびの縄が切れたちゅーたん。
近所中に響き渡る声で大泣きです。
「あ~昨日も張り切って跳んでいたもんね・・・」
と娘。
「寒いからゴムが切れやすかったんじゃん?」
と長男。
それぞれの性格の伝わるコメント。
ちゅーたん、半月にわたるねん挫の通院が1月末でやっと終わって、
2月から意気揚々、なわとび解禁。
二重とびができるようになりたくて日々練習。
やっと成功して、ものすごく喜んでいたところの、この「縄切れ事件」。
「今日3回、二重とびがとべたら賞状がもらえるんだよぉぉぉぉ!!!」
と玄関で絶叫。
・・・そうなのか。
ふだん、賞状にこだわりのないちゅーたんが、賞状が欲しいというんだからよっぽどだな。
代わりのなわとびないの?
「持ち手が長いヤツならあるけど、あれだとちゅーたんは跳べない。」
と娘。
あなたのを貸してあげられないの?同じ時間なの?
とたずねたら、
娘はすでに、長男の同級生に縄を貸してあげる約束をしていて無理なんだそうな。
すると長男が
「持ち手だけそのままで、縄を替えればいいんじゃん?」
と提案。
おお~~~!!つーかきみ、言ってるだけじゃなくてやってあげて!!
と母ちゃんがせっつくと
しょ~がねえなあ~~とオッサンみたいなせりふを口にしながら玄関へ。
無事に、すげ替えできたようです。
器用男子!助かる!!
なおも泣きながら登校して行きましたが、どうにかなった。
父ちゃんがその顛末を見守りながら
「なんだかんだ、きょうだいでどうにかするんだから大したもんだ。
しかしあれだな、アイツはツイてない男だな(笑)」
と。
たしかに・・・。
***
なわとび大会は、密にならないようにとの配慮から
2時間目 2・5年生
3時間目 1・6年生
4時間目 3・4年生
という割り当てだったそうな。
それで、ちゅーたんと長男は同じ時間帯。
6年生で運動が超得意で、なわとびだったらなんでも跳べちゃう子が
「ちゅーたん、二重とび跳びたいのか?そんなら教えてやるよ!」
とちゅーたんに二重とびの極意を伝授してくれたとのこと。
さらに「ちゅーたん、その縄の長さはちょっとアレだな」
とも指摘してくれて、担任のF先生も協力してくれ、
長さをあれこれ調整してくれたんだそうです。
そんなんこんな、皆々様のおかげで二重とび6回を記録!
得意満面、鼻息も荒く帰宅(笑)。
「今朝、縄直してくれた兄ちゃんに、ありがとう言ったかい?」
と声をかけたら、その場で丁寧にお礼を言っていました。
この子は、こんなに親切な人たちに囲まれて、
ちゃ~んとツイてるじゃん♡と思った母ちゃんなのでした。