イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

『おてがみ』

教科書にも載ってる、超有名な話『おてがみ』。

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

もともとは、この本に収録されてるんですね。

 

この本、2年前にちゅーたんがインフル入院したときに病棟の本棚にあったもの。

それで、ちゅーたんがいたく気に入って、

古本屋で見つけて買いました。

『おてがみ』の他の話も読むと、がまくんとかえるくんの関係性がもっとよくわかって、

ラストの『おてがみ』の話が生きてくる。

 

別の本『ふたりはいつも』も家にあるのですが、

こちらでは、アイスクリームを運ぶ間にトラブルがあって・・・・

というコントみたいな話とか、

そり遊びをしようと思ったら・・・・

いろいろあってがまくんが怒っちゃって・・・

とか、

色々面白い。

そんでもって、ホロリとさせられる。

 

いかにも『おてがみ』は学校の先生や説教好きな大人が好きそうな内容になってますが、

他の話はケンカしたり、怒ったり、なだめたり、

親切にしたり不親切にしたりと、読んでいて楽しい。

 

ちゅーたん、このがまくんとかえるくんのうち、

がまくんにキャラがそっくり。

すぐひっくり返ってかんしゃく起こしてキイキイ言って、

でも、実は優しい気持ちはものすごく持ってて・・・

それで私が読みながら「がまくんってちゅーたんにそっくり」

と言ったらほかのきょうだいも

「ほんと!!そっくりだよ!」と。

自分ではどう?とちゅーたんに聞いたら

「似てると思う・・・」ですって(笑)。

自他公認です。

 

で、そんなちゅーたん。

昨晩

「今日は『おてがみ』を読んでほしい」

とリクエスト。

それで、かえるくんががまくんに手紙を書いて、

そのあと、待ってる間になかなか届かないからじれったくなって

”ぼくはきみにお手紙書いたんだよ”とバラしてしまう場面でちゅーたんが

「ア~ 言っちゃったァ~・・・」

と小声で残念そうに言ったので、

「お母さんもその気持ちわかる~」と二人で笑いました。

「ナイショにしといたほうががまくん喜んだのに」ですって。

そうだね~俗に言うサプライズねー!

しかも、お話の中ではさらに書いた手紙の内容までかえるくんがしゃべるのですが

「あちゃー、全部言っちゃったよ~」

と残念そう(笑)。

まさにね。わかるよ。

お笑い芸人のちゅーたんとしては、ネタばらしちゃったらだめじゃん、

といったところでしょうか。

 

このごろ、ボール遊びしていても、まっすぐにボールが飛ばないだけですぐに怒って

「もう遊ばない!」なんでふてくされて

庭にある石投げて叱られたらかんしゃく起こしてギャーギャー言って・・・

なんて、かんしゃく姉のコピーみたいなことやってますが、

それでもやっぱり持ってる根っこの部分はやさしいんだよな。

がまくんとかえるくんを読んであげながら、ちゅーたんってやっぱり面白い子だよな、

と改めて思わされたのでした。