イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

窮鼠猫をかむ

昨夕。

私が夕飯の支度の1時間、

ばーちゃんが子どもたちと遊んでいてくれたのですが、

玄関で、

「お母さん!お母さん!!早く来て!!大変だよ!!!」

とばーちゃんの慌てた声。

えー?!!

野菜を刻んでいた私はびっくり。

ちゅーたんの泣く声がします。

 

刃物でもいじって手を切ったか?

と思って手をふきながら玄関に向かうと、

ちゅーたんが手を押さえながらじたばたして泣いています。

慌てたばーちゃんが早口で、

「クモに刺された!」

と。

クモ?!!

どうやらちゅーたん、クモを捕まえていたぶっていたら、

噛まれたらしいのです。

手を押さえながら、

ちゅーたんは泣きわめいています。

・・・ちゅーたん。

最近なんでもかんでも昆虫やらトカゲやら、

捕まえては遊んでいるからなあ・・・。

 

パニックになっているちゅーたんは、

痛い痛い!!と泣いてわめいていて傷口をなかなか見せてくれず、

ばーちゃんは

「毒が入っているんじゃないの」

とかまだ慌てているし、

狭い洗面台前は大騒ぎ。

 

ここはとりあえず落ち着きましょう、

と思い、

ばーちゃんには「チビ太を見ていて」と言って退場してもらい(笑)

 

ちゅーたんを抱っこして少し経ったあと、

押さえている手をそっと外してみました。

赤くでもなっているかな、どうかなーと思って見てみると、

蚊に刺されたように、8mmほどの範囲ですこしプックリと白く盛り上がっていて、

明らかに毒は入っているんだろうな、と思われました。

刺された直後じゃないし、

様子からして、ちゅーたんもグッタリもしてないし、

きっとたいしたことないだろう、と見当をつけ、

ひとまず刺された場所をよく水洗いしてあげました。

 

クモに刺された応急処置って・・・・

どうすんの?(笑)

だいたい、クモになんか刺されるなんて、なかなかないよね。

いや、でも獲物をとらえたあと、

決定的な一撃として毒を刺す可能性は充分あるよね、

などなどいろいろ考えた結果、

「タランチュラじゃあるまいし」

という結論に(笑)

聞けば、刺したクモは屋外のどこにでもいるクモだということでした。

そうだろうね。

うちの庭のあちこちに蜘蛛の巣あるもんね。

 

ラベンダー精油?それともティーツリーか?

と一瞬思ったものの、

あ、無添加の梅干があった!

と思いだし、

梅干を絆創膏に挟んで貼り付けてやりました。

クモの解毒だもの、ヘビじゃないしね。

梅干でいいんじゃないの?

と思ったら案外正解だったようで、

30分後に患部を見たらすっかり元通りになっていました。

本人も痛みがなくなったらしく、

「どっちの手だっけ?」

なんて言っているし(笑)

 

まったくちゅーたん、なんでもかんでも触りすぎ!

いい教訓です。

窮クモ、人を刺します。