ちゅーたんと犬の散歩していた日曜日。
畑の道は風がとても冷たく、強く吹いていました。
ちゅーたんが寒がりながら
「なんで風が吹くかおかーさんしってる?」
と言いました。
う~ん、・・・理科だなあとおもったものの、
ちゅーたんに説明できる気がしなくて
「むずかしいねえ。よくわからないなあ」
と答えた私。
するとちゅーたんは
「ちゅーたん知ってるよ!
あのね、風の王様がいて、風のひとに
”お~い!風を吹かせろ~”っていうんだよ」
と言うではありませんか。
なんとかわいい!!
「からだがお~っきくって、それで、”ふう~~~~~~”
って風をつくるの」
と言いながらちゅーたんは自分で大きく息を吸ったあと口をつぼめて風を作りだしました。
面白くなった私は
「風のひとは、何人いるの?」
と聞いてみました。
「10人」
ですって。
それで
「からだはとってもおおきくって、10センチあるよ!」
と続けて言ったので私は大五郎を引っ張りながら大爆笑してしまいました。
ちゅーたんにとっては、「10」はとても大きいことを意味する数字なんですねえ。
単位を知らないがゆえにうまく言えなくて、感覚としてはほんとうは10メートルと言いたかったのかもな、
などと思ったりしました。
これから、「風のひと」は仕事の忙しいシーズンになりますねぇ。