先日購入した歴史の本にどっぷりの長男。
戦国モノを読み終わり、
今度は幕末にチャレンジ中。
ちょっと難しい箇所もあるみたいで
「戦国のほうほどは笑えないけど、でもやっぱおもしろいな」
とのこと。
ペリーが来たときに、幕府の下級役人が
”おれ、エライ人です!”とウソついてペリーの船に上がらせてもらうシーンで
「ハッタリか!!」とツッコミを入れて爆笑してました。
学校で習う歴史とはほんとにまったく違う雰囲気なので
「実はこういうことだったんだね。教科書通りに勉強してったらこんなふうには思えない。だって幕末、ペリーが来たと思ったらすぐに大政奉還してたもん」とな。
学校の歴史の勉強はハイスピードで通り過ぎて、淡々としたもんだそうですよ。
誰が悪いわけでもないんだけどね。しょうがないよ。
面白エピソードを逐一紹介してたら、日本史の授業だけで何年かかることやら。
授業終わんないよ。
戦国モノのほうも母ちゃん読みましたが、
秀吉の功績は、「秀吉という白ご飯に伝説のふりかけをかけたようなもの」、
とあってウケました。
秀吉は作り話が多いらしく、自己プロデュース力が抜群に高かったとのこと。
なるほどなー。
中国大返しと言って、信長が光秀に討たれたあと、めっちゃくちゃ速く引き返してきますが、
あれもかなり大げさみたいです。
ほんとうはもっと日数がかかってたんじゃないかと言われてるとか。
でも、実力としての白ご飯がしっかりしていたからこそ、
ふりかけも活きてくる、とのことで大きく納得。
三成は有能ではあるけど実はコミュニケーション能力が低かったことが戦の敗因で、
「あっちこっちのやり手社長にみーんな部下を引き抜かれて倒産」
みたいな有様になったとのこと。
これも長男いわく
「めっちゃよくわかった。なんでみんな寝返ったのか不思議だったから。」
とのことでした。
空気読めない社長なんて、ほんと迷惑なだけだよね。
部下の気持ちわかんなかったらみんな会社辞めちゃうよネ。
今、けっこうまわりで中学受験したりする子の話もチラホラ聞いて、
受験はしないまでも勉強が心配だからと塾に・・・という話も聞いたり。
そうなのかー世間はやっぱ勉強に熱心にならざるを得ない時期なんだな、
中学準備ってやつなのかな、と感じたりします。
が、わが家は私も父ちゃんも、勉強しろなんてことは一切言いません。
でも、本読め、とは言います。
今、読書しなかったら、この先ずっと、読書の習慣なしに終わってしまいそうで。
そっちのほうがこわい。
と思って自分も読みたいがゆえに買いそろえる本の額、
計算すると月間でなかなか。
でも、長男の歴史好きが証明してくれてるとおり、
「火の鳥文庫」にかけたお金もちゃんと栄養になっているよな、
という気がします。