イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

好奇心

長男は、知的好奇心の強いヤツだなあ~

と思っていました。

彼を観察していると、

好きなことには次から次へと知識欲求が出てくる様子がうかがえます。

似たような本を何冊も見比べて、

どうしたら魚をもっとうまく釣れるか研究しているみたいです。

はあ。頭が下がるよサカナくん。

そんでもって、宿題の計算ドリルは答え丸写し(笑)。

子どもは好きなことにしか熱中しません。ハイ。

 

いざ自分が放送大学の勉強をはじめてから、

「ああ、彼の知的好奇心って私の遺伝だったのね」

と思う日々。

 

先日、例のEテレっぽい番組の講義を見ていたら、

「猫は、かわいい」と「猫が、かわいい」

の違いという内容をやっていました。

「は」「が」の使い方、

日本人は普段、意識しませんがこれは奥が深かった。

 

「猫 は かわいい」の場合、「は」以降に重点が置かれるのに対し、

「猫 が かわいい」になると、「が」以前に重点が置かれるんだそうです。

 

「は」は息の長い役割をする助詞で、

「が」は役割が短いそうです。

考えたこともなかったよ。

こういうのを勉強していると、

次学期はまた日本語に関する授業を取ろうかなと思えてきます。

じわじわと面白いんだよな~。

普段意識していないことだけに、目からウロコが落ちる瞬間が多い。

 

そして昨日は社会心理学の「対人認知」の章。

人間は実際には、見たいようにものごとを見る性質があるのだけれど、

「自分が見ている世界だけは、純然たるリアリティーをもってそこに存在しているんだ」

と疑いもなく思っていたりするそうです。

実際には、別の人から見たら別の世界なわけなんですけれどね。

つまり人間って思い込み過剰なんですね。

”見たいように現実を見ているってことを認識する必要がある”、

という内容でした。

まあ、どの科目もやりだすと奥が深いです。

 

今期3科目とったうち、

いわゆる中間テスト的な”通信添削問題”の提出(郵送)が必要な教科は2つで、

どちらも無事に添削問題を解きおわり、前半戦終了。

気持ちに余裕が出てきました。

いや、じっさいに大事なのは8月あたまの単位認定試験なんですけどね(笑)

宇都宮大学内にある放送大学のセンターで、

マークシート方式の試験があるんです。

これに受からないと数か月勉強した意味がない。

後半戦は試験対策になりそうだな。

 

6月半ばになると、

次学期の科目登録ができるそうで、

今からワクワク。

心理学も突っ込んで勉強したいけど、

やっぱり語学にも興味があるし、

ハングルも捨てがたい。

幕末の講義も、あったら聞いてみたいな・・・

と、知的好奇心は尽きない。

サビていたと思っていた脳みそ、まだまだ現役。