イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ドンジャラ

世間ではちょうど、賭け麻雀の発覚で身を持ち崩した人が新聞の一面を飾っておりますが。

そんな折、わが家に麻雀?旋風。

 

今年は学校の廃品回収がなさそうだから古新聞が溜まってて困っている、

と母が言ったのでリサイクル回収に出してやろうと思い、

娘と二人で軽トラで実家へ。

そうしたら押し入れの古新聞の向こう側に、懐かしいもの発見!!

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ドンジャラ!!!

しかも、このなんとも昭和~平成初期な。

ファミリーコンピューター」という登録商標(笑)

スーパーマリオ”じゃないんかい!とつっこみたくなる。

私と姉が、いつかのクリスマスに買ってもらった代物です。

貼ってあった値段シールを見たら

イトーヨーカドーのマークつきで「5000円」ですって。

中を確認してみると、

すべてもとの姿のまま何も部品が欠けたりせずに残っておりました。

 

早速お持ち帰り!

戦利品よろしく娘が

「ねえ~~~~!!!みんなぁ~~~~!!

 いいの見つけたーーーーー!!」

ドンジャラをかかえて廊下を駆け抜ける。

さっそく開けてみる子どもたち。

初めて見る麻雀牌もどきに

「なにこれ???」

 

まずはやってみよう、と混ぜる。

そして詰む。

「何個~?なんで2段なの~?」

知らんがな!

で、いざスタートしても麻雀ではないとはいえ、

ルールとしてはやっぱりちょっと難しいようで、

最初はみんなで、牌をオープンにしながら、

あれこれ指摘し合いながらの一回戦。

私は麻雀はできないしやったこともないのですが、

ばーちゃんは若かりし頃ちょっとだけかじったらしく、

ちゅーたんとペアにしたらばーちゃんのほうが喜んでやっておりました(笑)

それで、二回戦。

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これをやっている最中に、じーちゃんがふらりと家にやってきて、

雀卓を囲んでいるのを見て

「お!いいのやってるな!頭も使うし時間が経つのも早いし!」

と。

そして長男の”手”を見て

「おめえ、これじゃあがれねえよ。場にすでに2個捨ててあるってことは

 それがまわってくる確率ほとんどねえじゃん」

などと指南しておりました。

 

ちなみに、私の父方の実家は全員が麻雀が強く、

私より大きいいとこは全員が大人にまじってプレーするくらいの腕前でした。

私は父方のいとこの中では一番のちびで、

最年長のいとことは実に25歳くらいの年の差があります。

父とその甥は年齢が5歳くらいしか変わらないらしい。

(父は4人兄弟の末っ子で、長兄とは20歳の年の差があるのです。

 私はこの、父の長兄を自分の祖父だと長い間思い込んでた(笑))

晦日になると、紅白歌合戦見ながら、大人は熱燗飲んで麻雀なんてこともよくありました。

酔っぱらった大人たちに私たちちびどもは「一本つけてもらってくれ」

と酒の燗を命じられて台所に伝達に行き、

燗酒を再び座卓へはこぶと小遣いがもらえた思い出。

余談ですが、父の実家もそうだし私が子供時代を過ごした建て替え前の実家でも、

ふだん、食事をしているテーブルのA面は木目調で、

B面にすると緑色のフェルトが貼ってありました。

下はこたつのヒーターが備わっていましたねえ。

いざ麻雀になると、テーブルはひっくり返してB面に。

この話をうちの父ちゃんにしたら

「そんな家はふつうない。つーか、もともとが雀士の家に生まれたってこと?」

とめっちゃ笑われました。

えーそうなのかなぁ?!

トランプやかるたをやるときも、B面にしてたけどな~。

昭和の家庭の座卓、裏は緑か赤のフェルトじゃないの?

みなさんのおうちはどうでした??

 

昨夕は、夕飯のあとに子どもたちにせがまれて一戦。

父ちゃんとちゅーたんでペア。

麻雀とはちょっとルールも違うらしく

「え、これってポンはあり?」

「あ、この役ってあり?」

父ちゃんの口から専門用語が出てくるも、

私たちはわかりませ~ん。

でも、長男がすっかりハマって、何度でもやりたがります。

でも全然あがれない。

そのうち、本物の麻雀やりたいとか言いそうだな~。