イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

自前弁当

火曜日、長男は市内の自動車工場と、大手ハウスメーカーに社会科見学。

弁当持参とのこと。

前日夜に、自分で作れるんじゃない?と打診したところ、

「そっか!そうだよな」

と。

あ~助かる~。

前日のうちにメニューを決めておき、自分で作ってもらうことに。

 

そして、私が大五郎の散歩から戻った時には、

出し巻き卵を焼き終え、

冷凍カニシューマイはチンしてあり、

昆布おにぎりを作っているところでした。

おお~えらいじゃないか~!

「お父さんも自分で弁当作っているんだし、

 よく考えたらおれにもできるわけだよね。」

と、コメント。

つまり、父さんにできて俺にできないことはないってこと?(笑)

なかなか大きく出ましたね。

 

厚みのないお弁当箱なのに、なぜか立てておにぎりを入れる長男。

おにぎりの上部半分以上がはみ出てますけど?!

「これさ、フタしたらおにぎり全部つぶれると思うよ・・・」

とそれとなく知らせると、

「えっ?!!」

フタをかぶせて確認する長男。

あの~、フタかぶせなくてもわかるレベルだよ。

気が付いてなかったんかい!とツッコミを入れようとしたら

すかさず娘が

「気が付いてなかったの?!」

と母のかわりにするどいツッコミ。女子おそるべし。

おにぎりは寝かせて入れて事なきを得ました。

 

お弁当は、おかずを作るのはそんなに悩まなくても、

あいたスペースをどう埋めるか、

はたまた、限られた場所に、入れたいおかずを無駄なくどう詰めるか、が悩ましい。

実は、間取りの問題が一番難しいというのが事実。

卵焼き2切れ入れたいのに1切れしか入らず悩んでいたので、

カニシューマイ4個を二階建にしてみせたところ、

見事にもう1切れ卵が入るスペースが出現。

「おにぎりつぶれると思ったから、シューマイも上に積むのは無理だと思い込んでた~」

長男、空間認識能力が甘いようです。

「箸を忘れると食えねえぞ」

と横から父ちゃん。

父ちゃん、時々箸を忘れているようです(笑)。

 

***

帰宅して開口一番。

「今日さ、隣で弁当食べたの誰だと思う?!」

・・・・担任の先生?

「違うんだな~。校長先生だったんだよ」

へえ~。

「おれさ、自分で弁当作ったんですって見せたんだ。

 ”ええっ、自分で作ったの?!”って驚いてた~

 校長先生、タンシンフニンなんだって。タンシンフニンて何だ?」

校長先生はコンビニ弁当だったそうで、

長男の弁当をおいしそうだねとうらやましがってたとのこと。

 

なんだかんだ、生意気ざかりで腹が立つこともあるけど、

もう、食事の面での世話が心配なくなった時点でほとんど自立してるな、と。

高校生になったら、それぞれ自分で弁当作りしてもらう気満々です。

いや、本音を言うと長男には高校生になったら寮生活してほしいんですけどね。

”一番上をそれなりに育てれば、あとの子どもたちはそれに倣うから心配ないよ”、

とはお知り合いのおばあちゃんの弁。

ぜひ、弁当面ではそうであってほしいものです。