近所で、クワガタとカブトムシが大猟です。
子どもたちは毎朝せっせと狩りに出かけます。
このごろ、虫カゴのフタを夜間にあけておくようになりました。
「獲る楽しみのためには、放さないと」
とは長男の弁。
”夜、虫カゴのフタをあけよう”
と長男が保育園児の頃から、父ちゃんと私でずっと言い続けてきました。
当時は、虫が最終的に死んでしまうことが想像できなくて、
放すなんて嫌だ嫌だと泣いていたけれど、
今年、初めて自主的に、しかも下のきょうだいたちにもきちんと説明してそれをやっている姿を見て、感動しました。
毎年、言い続けてきて、
5年目でやっとできるようになりました。
長男が仕切っているため下のきょうだいたちも
「あんちゃんがそう言うんじゃ、そうするしかない」
といったあんばいで、
素直に言うことを聞いています。
誰に言われた言葉だか忘れてしまったけれど
「いちばん上をそれなりに育てておけば、
あとのきょうだいはそれに倣うから心配ないよ」
と。
たしかにそうだな、と思う今日この頃。