娘、担任の先生が変わって一か月。
教務主任の先生が、担任になってくれたと前にここでも書きましたが、
学校からは、事務連絡以外で電話かかってくることなし。
・・・落ち着いているんだろうか?
先日、PTAの学校祭下準備のときに不意に担任の先生とお会いでき、
先生のほうから
「お母さん、今日娘さん久々にめっちゃ泣いた~~~!!(笑)」
と元気な声で報告されました。
なんでしょう、この深刻さのない感じ(笑)。
やっぱこの先生、盤石だ。
体育の授業だったのですが、サッカーのようなことをやっていて、
思ったようにゴールにボールが入らず、
何度やってもうまくいかなくて本人はイライラ。
で、最後、友達のボールが転がってきて不意にそれにつまづいてしまい転んだらしく、
もう、溜まりに溜まったイライラが爆発してひっくり返って泣いたんだそうな(笑)。
「校庭の真ん中で大の字になって泣いてたから、
そこだと友達に踏まれるよ~って言って昇降口に引っ張ってったの(笑)
でもね、成長したの。どこが成長したかって言うと、
最後、校庭から教室に戻る時に、気が付いたら自分から泣きやんで整列してたの!
すごい成長でしょ?!」
と先生。
いやあ、ほんと頭が下がる。
この器の大きい頼れる感じ。安定感。
聞けば、今でも授業中に机にまたがってみたり机の下に入ってみたり、
算数でわからない問題があると犬のように唸ってみたり、
かなり色々やってはいるようなのですが、
先生はそのたびに
「ここへ来なさい」
と教卓のとなりの特別席に移動させ、落ち着かせてくれているそうです。
教卓のとなりは、周囲の様子が視界に入らなくなるので、
集中できるようです。
そんなわけで今のところ、まだ、相談学級は利用していないとのこと。
事務手続き上のこともあり、まだ、現場が整わないんだそうで。
でも、先生の対応次第でこんなに変わるとは・・・と驚き。
「友達同士のトラブルとか、けがさせちゃったとか、
そういうことでは電話はするけど、学習態度とかでは多分電話かけることはないな」
と先生。
「こんな身も蓋もない言い方しちゃいけないかもしれないけどね、
娘ちゃんや、ほかの暴れん坊みたいな子が、あと3倍もいるような30人学級を、
ずっと担任してきたから(笑) 合計17人なんて、丸つけとかホント楽勝なの!!」
つまり、今の状況は全然大変じゃない、と。
恐れ入ります!!!!
娘が先日、高熱で1日だけ学校を休んで翌日登校した日、
先生は登校した娘のほっぺたを両手ではさんでサンドイッチのようにして
「お~~~元気になったかい!」
と声をかけてくれたのだそう。
私も、会うといつも、全身から”人”への愛情がはみでているような感じが伝わります。
それでいて、教務主任と兼務して仕事もバリバリやるかたなんですから、
本当に頭が下がります。
いい先生にめぐりあえて、私も娘も幸せです。