昨日、娘。
スイミング行き渋り。
「もう、スイミングやめて、テニスとかにしようかな・・・」
と言ったので驚きました。
でも、水泳自体は大好きなのを知っているので疑問に思い聞いてみると、
「先生がきらい」
とな。
じつは、8月中にもそんなふうに言うことはあったのです。
でも、次のテストで進級できるはずだから、クラスも変わるよね、
と自分で言って納得していたのです。
でもついに、行きたくない気持ちに拍車がかった様子。
よくよく理由を聞いたら先週、先生が全員に向かって
「へたくそ!」
と言ったんだそうです。
それに傷ついたらしい。
ちなみに8月に行きたくないと行った時は
「そんなんじゃ全員、進級させない!」
と言ったそうな。
そういうことが毎回あるので、行きたくないとのこと。
ずいぶん昭和な指導法だなあ~と思いながら話を聞きました。
前にも似たような話をここでも書きましたが、
やっぱり水泳とはいえスポーツクラブなわけだから、他の習い事と違う要素はあるとは思うのです。
でも、やっぱり指導員という”能力を引き出す”という仕事である以上、
やる気を削ぐような声かけは、お互いにとってマイナスなんじゃないかな、と。
娘には
「へたくそ、って言ったらもっとみんなが頑張るだろうと思ってそういうふうに言っているんだけなんだよ。みんなのことが嫌いで言っているわけじゃないんだよ」
と説明し、
とりあえずなだめて、バスに乗らせました。
送りだしたあと、モヤモヤ。
やっぱり「へたくそ」は、ないよな~
へたくそだから習ってるんだからさあ~(笑)
中学生相手とか、
それこそ選手育成クラスとかだったら起爆剤としての叱咤激励はあるにせよ、
まだまだ、幼稚園児とか低学年ばっかりのクラスなわけなんだから、
泳ぐスキルじゃなく体を丈夫にする目的で通っている子もいるだろうし・・・。
迷ったけれど、意を決してスクールに電話をかけてみました。
苦情と受け取られるのは不本意だなと思い、そのあたりに細心の注意を自分でも払いながら、
スクールへの行き渋りの相談としてかけてみました。
電話で対応してくださったかたもとても親切で、
こちらの話を丁寧に聞いてくださったあと、
その指導はやはり行きすぎだと思います申し訳ありません、と詫びてくださり
上の者に伝えます、と言って下さいました。
私のほうも、話を聞いてくださったことのお礼を伝えたあと、
まだ低学年だし水泳を楽しめるようになったところなので、
水泳自体を嫌いにならないような指導をお願いしたいです、と言って電話を切りました。
***
娘には、スクールに電話をしたことはもちろん伝えず。
帰宅した娘に本日の授業の様子を尋ねると・・・・
「今日ね、じょうずだね、って言われたわ。あの先生が。なんか変だよね」
ですって(笑)
先生~~、変わりすぎ~、わかりやすすぎ~~~!!!
でも、娘が嬉しそうだったのでほっとしました。
私自身も、子どもに接する仕事をしているし、
保護者に細かいこと色々言われるのはツライよな、
というのはよくわかるので、
いちいち親が口出すことじゃないのかな、今は親がうるさくて・・・・
と思われるのもなんだかなあ~とは思ったのですが
ひとまず、娘のヤル気が回復して安心しました。
相手のレベルに合わせた指導って難しいとは思いますが、
やっぱり、プロとしてはそこんとこヨロシク!
と思った出来事でした。