イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

去年購入した、自宅裏の家。

ほんの時々、書道やるときやPTAの委員の会合に使用したりしてましたが、

電気も水道も通さずにおりました。

 

初夏のある日、私の親戚の家に父さんが庭の仕事に行くと、

家を新築するからアパートか貸家を探しているという話になったそうで、

そんならうちの裏の家に住んだら?多分住めますよ、と父さんが提案すると、

それはいいねということで

盆明けから数ヶ月間、親戚のKおじさん家族3人が住むことになりました。

8月あたまから電気と水道、ガスが通り、

休みごとにおじさんとおばさんが掃除してくれ、

あっという間に空き家が人の住まいの様相になりました。

壊す家についてた網戸を持ってきてくれ、

網戸のなかった家がどんどん住み易くなり(笑)逆にありがたい。

トイレと、風呂のボイラーがだめだったら住めないよな、

それ以外はどうにかなるとしても・・・・

と思い私も浄化槽あたりを何度も点検。

 

私たち夫婦は、人から家を借りることはこれまで何度もあったけど、

人に家を貸すのは初めて。

人に貸すとなると、不便があっては申し訳ないし・・・

という気持ちもあって、それなりに色々心配になるもの。

なんだかんだ、一年も人の住まいでなかった場所は少しずつ傷むようで、

いざガスを通してみたらボイラーの外部コンセントが故障しているいうことがわかり、

工事が必要という話になったのですが

父さんがホームセンターで買ってきたパーツで簡単に直せたので事なきを得ました。

父ちゃんが器用でほんと助かった!!

 

親戚のおじさん、と書くとなんだか遠い人のようですが、

母のいとこで、しかもわが家から3分くらいで歩いていける場所にあります。

私の曾祖父母=Kおじさんの祖父母なのでめっちゃ血つながってます。

私はこんなラテンな人間ですが、Kおじさんは純日本人気質。

親戚うちでも口数がとっても少なく非常に真面目な人。

不思議なんですけどうちの子どもたちは、そんな物静かとも言えるKおじさんが裏の家に来ると

「あ!Kおじさん来た!!!」

とパンツとランニング一丁で会いにいき、

「おはよー! お手伝いすることあるぅ?」

と南側に大きく開いた窓から大声出してお伺いにいきます。

子どもって自由でいいですね。

 

お正月前には家ができあがって、新しい家に戻るとのことですが、

Kおじさん一家にとってはこの数カ月は、孫が一気に4人もできたようなことになるのでは・・・

と想像します。

賑やかでも大丈夫?と心配して聞いたら、

もともとKおじさんも奥さんも大家族の農家出身なので、

全然へいきだよ~!と言ってくださりホッ。

賑やかな下半期になりそうです。