イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

泣くほど授業がイヤでも、学校へ行くんだからエライ。

娘。

昨日、学校で大泣きしたらしい。

理由は・・・・

「算数の、ものさしの授業がつまらなくて耐えられなかった」かららしい。

娘は先週、ルンルンでものさし(つまり竹尺)を学校へ持参。

月曜日も、「ものさしの授業楽しみだな」

と言っていたのです。

そしてやっと昨日、その日が来たらしい。

娘はわくわくしていたに違いありません。

が。

 

ものさしを使わず、紙テープが配られ、そこに目盛が書いてあったとのこと。

まず、それを読むのがスタートだったらしい。

一気に娘の気持ちのしぼんだ顔が目に浮かびました。

「・・・・こんなのやりたくない」

と娘は心の中で思ったことでしょう。

そのあとはもう、椅子にダレて座り、

一気にやる気をなくしたらしく、

先生からたびたび注意され、

ついにはふて腐れて椅子から滑り下り、

机の下に入ってしまったと・・・・・・。

再三、先生に促され、ついに娘の堤防は決壊。

大泣きを始めたそうな・・・。

 

ただ、午後は大好きな図工の授業だったようで、

相当集中して取り組んでいたとのこと。

この一部始終を、担任の先生からの電話で知りました。

話を聞いていて、娘の様子が目に浮かぶようだなと思いました。

もちろん、先生には心から謝りました。

いや、先生は謝ってほしくて電話しているのではないってことも百も承知ですが・・・。

家でもよく言って聞かせます、と電話越しに頭を下げました。

 

ほんとにね、この娘は強情です。

イヤだと思ったらどうにもならない。

逆に、好きなことならとことんです。

 

私は、娘のことを長男のように自由保育のところへ参加させていたこともないし、

2歳からごく普通の保育園へ入れて集団生活していたし、

だから娘の、小学校でのこの様子は正直言ってとっても意外です。

できない友達を手伝ったり、率先して先生の手伝いをすると思っていたからです。

現に保育園時代はそういうキャラクターでした。

どうも、学校ではそうはいかないらしい。

 

それでも。

こんな性格ながらも学校で友達とはトラブルを起こしたりしていないとのことだし、

(先生には多大な迷惑をかけてはいるのですが・・・・・)

そんならそれでいいかとも思ったり。

(先生にはもちろん悪いとは思ってます、親として)

何より、それでも「学校行かない」と言わず、

忘れものもないように前日から準備してちゃんと決まった時間に学校へ行ける。

宿題を忘れたこともありません。

学校に行ったら行ったで、娘の中で相当なる葛藤があって、

それでもこらえるとどこかで爆発してしまう、

そういうあんばいなのかな・・・・と娘の気持ちを弁護したりして。

 

それにしても、泣くほど算数がつまらないとは(笑)。

ものさしの使い方の授業なら、お気に入りのものを計測する授業ではいかがでしょうかねえ。

たとえばみんなの好きそうな、ポケモンキャラクターとか、ドラえもんとかをプリントにして、

それを計測して、そのタイムを競うとか。

グループでやって順位つけたら盛り上がりそう。

それなら、みんな目盛の読み方なんて一瞬で覚えると思うけど。