イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

出だしは上々

昨日、市民講座「楽しんで書くペン字」の初回。

じつは私は姓こそ本名で使っていますが下の名は雅号(書道で使っている名)で登録してあり、

講座の案内がはいったときも印刷物ではそう表記されていました。

それだけ見ると、一体この講師は何歳なのか、さらには性別はどうなのか、

かなり推測しづらいのです。

姓も珍しいので、ぜんたいに芸名のようにも見えるらしい。

謎が謎を呼んでる?

本人を知ってる人は、本人の全然のミステリアスじゃなさに笑ってしまうでしょう。

 

さて。

会場に入るとすでにちらほら受講生の姿。

私はホワイトボードを入れ替えたり、

エアコンのスイッチを確認したりしていたんですが、

受講生からは公民館職員のように思われていたらしい。

いえ、私もわざとそのように振舞っておりました。

で、いざ館長のあいさつのあと講師として紹介されたときに

「えっ!」

というリアクションがあったのでその反応に私は心の中でよっしゃ、とガッツポーズ。

みんな、講師はめっちゃ年上のおじいさんかおばあさんが来ると思っていたのかな~。

 

さらに館長より、私の経歴やプロフィールの紹介。

事前に公民館側より用紙が送られてきていたので、ファックスにて返信しておりました。

それを館長が読み上げます。

館長「えー、講師の先生のプロフィールですが、”好きな物”はビール・・・」

受講生「ははは(小さい笑い)」

館長「それから、あじの開き」

受講生「わはははは!(中くらいの笑い)」

館長「それから・・・高校野球、だそうでございます。

   そして”苦手な物”はキムチ、ということです。」

受講生「ハハハハハハハハハ!!」

 

ウケた~! よかった~!

というわけで出だしは至極上々でございました。

本来は、「平成*年**展入選、**先生に師事、書道歴は・・・・」

というちょっとした箔付けのプロフィールを書く欄だったのですが、

わたしゃそんなものありまっせん。

ビールと高校野球が好きな、明るい講師でじゅうぶんだ。

 

さて、手本を配布したあとこくご15マスのノートを使い、

みなさんにいくつか課題を書いてもらい、それを個人添削。

ホワイトボードを使って全体に指導することも頭にはあったのですが、

どうも、個人差が大きすぎることに気が付き、

昨日はすべて、個人添削で終わりました。

みなさんほんとうに集中して書いていて、

10分休憩ですよ~と声をかけても休まない。

疲れたと言われるんじゃないかなと思ったのですが、

講座のあとにふりかえりシートなるものを配布し回収すると

「こんなに丁寧に字を書いたのは初めてで、新鮮です」

という声多数。そして

「講師の先生が楽しい人でよかったです。」

というコメント多数。ねらいどおりじゃないか。

講座が終わって受講生の女性のお一人といっしょに階段を下りたのですが、

「再来週が楽しみ!」

と言ってもらえ、とてもうれしかったです。

楽しく受講してもらえればとの思いが伝わったようでなにより。

次回は翌々週。手本も楽しんで作ります。