イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

流血騒ぎ

久しぶりに髪を切った後、先月オープンした友人AKANEの店で

カウンターごしにゆるゆると談笑しながらお昼を食べていたところ、

小学校から電話。

はて、熱でも出したか? と思って事情を聞くと、

「お友達とぶつかって、おでこを切ってしまい・・・血が流れている状態でして」

!!

先生も少し慌てていて、小学生の子どものうちどちらが切ったのか言いそびれ、

私は、上と下の子のどっちでしょうか?

と私は心の中で”長男でありますように”と祈りながら聞くと

「娘さんのほうです」

という返答。

あっちゃー。

20分後にそちらに到着できます、と先生に告げ

心配してくれるAKANEにおいとまを言ってすぐに小学校へ。

運転しながら、外科ならどこか、

いつものかかりつけの漢方の先生では移動に少々時間がかかりすぎるし・・・

ではちゅーたんが前に入院した総合病院か・・・・

痛むなら少しでも近いほうがいいよな、など医者の心当たりを探していました。

到着してみないことには、縫うほどのケガなのかどうかさえ判断がつきません。

じれったい思いでようやく学校に着くと、

娘は保健室の椅子に座って、すでに涙も乾いてだいぶ落ち着いていました。

傷を見せてもらうと、おでこの生え際のすぐ下のところを1cmほど切った様子。

あ~、痛そうだ。

水道のコンクリートの角にぶつかって切れたとのことで、

全体がたんこぶになったうえに、切れた場所はへこんでいます。

娘は外遊びをしていたところ、別の子とおいかけっこして遊んでいた同級生の男子に後ろからぶつかられたそうです。

先生によれば、彼も娘の姿は目に入っていたんだそうですが、

すごいスピードで走っていたので停まりきれなかったそう。

たまたまそこにいた娘に突っ込んだというわけです。

話を聞きながら、故意ではないのでやむを得ない・・・と思いました。

娘は、自分の顔面に血が流れてきたのでめちゃくちゃ怖くて泣いたそうです。

そりゃそうだ。

 

保健室の先生と話して、やっぱり病院へ行った方がいいということになり、

近所で、外科もやっているところへ行くことにしました。

私が子ども時代からある医院で、今はお父さんから息子さんに代替わりしている老舗の開業医です。

学校から電話を入れてくれたので、

病院に到着すると急患扱いですぐに診察してもらえました。

看護師さんが、最初に傷を見てくれ消毒。

「これは痛かったでしょう」

と言ってくれ、こくんとうなずく娘。

大柄なお医者さんが処置室に来てくれ、傷を見てくれました。

これなら縫わずにいける、との判断で、

傷の上下を寄せ合って医療用テープ2本で止めてくれました。

「また明日、傷の様子を見せて下さい」

とのことですぐ帰宅できました。

ああ、縫わずで良かった!!

 

帰宅してほっとすると、

いろんな思いが湧いてきました。

これが、生えたばかりの永久歯を折る騒ぎだったら、

もし、目に当たって視力が落ちたら・・・

そうなると、一生だものな~。考えるとぞっとしました。

いろいろ事情を聞くと、

当たってきた彼は故意ではないにせよ、いつもそうして注意力が足りず、

低学年の子を巻き込んでケガさせたりしているそうで。。。

夕方帰宅した父ちゃんは事情を聞いてめちゃくちゃ怒っていました。

「女にケガさせるなんて信じられねえ! ほんと、親に文句言ってやりたいよ」

そうですよね~。さすがに、女の子で、顔面だもんね。

前髪でギリギリ隠れる傷で良かったよ。

 

夕方になり、担任の先生からも電話をもらい、

相手方の親へは学校側から連絡しますので、とのことでした。

故意ではないんですよね?と再度私が確認すると、

故意ではいので、との返答だったので、

先方からの謝罪の電話は要りませんから、と伝えました。

 

でも、正直なところ私は親からの謝罪なんてどうでもよく、

本人の首根っこ捕まえて説教したい気持ちでいっぱいでしたが。。。

男同士なら流血騒ぎくらい「男の勲章だ」って笑ってあげられそうですが、

さすがにね。女子ですからね。

年頃になって、本人が気にするかなあと思うとちょっとかわいそうだけど。

しばらく、シャンプーができないのでちょっと不便です。

どうしてもしばらく洗えないときは、美容院で洗ってもらおうかな。