イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

チビ太噛まれる

チビ太、木曜日に保育園にお迎えに行ったら、

担任の先生が私を追ってきて、

「今日、チビ太くんお友達に噛まれてしまって・・・・

 目が行き届かなくて本当に申し訳ありません」

と。

どうやら手を洗う水道の順番でモメたらしい。

しょーがないよ、よくあるよくある!

「だいじょうぶです!うちはやられたほうなら全然(笑)!」

 と私が笑顔で言うと、先生は

「いや、でも今回はちょっと、血もにじんでしまって、

 ずいぶん悪意のある噛み方だったので・・・

 かなり痛かったと思うんですよ。ほんとにすみません」

とかなり申し訳なさそうな顔をしていました。

「大丈夫ですよ~、

 私も、自分のパート先でよくあるんで(苦笑)

 噛まれちゃったときの”アーーーーー!!”って青くなるあの気持ち。。。

 めっちゃわかります!」

と言ったら先生はホっとした顔をしていました。

 

いやはや、よくあるんですよ。

私が勤務している園でも、

噛んだ噛まれたの騒ぎはしょっちゅう。

私が見ているのは小さいクラスだからなおさら。

噛みクセのある子は、ほんとに些細なことですぐ噛みます。

 

それで、ウチの子が通っている園では、噛まれた子の親には

誰に噛まれたかはあえて言いません。

トラブルを避けるためかもしれません。

いやもちろん、親のほうが

「誰に噛まれたんですかッ?!」

と詰めよれば、教えてくれるのかもしれませんが(笑)。

私はそんなことしたことはないのでわかりません。

 

逆に、私が勤務している園のほうでは、

誰にやられたのかも言うことになっているようで・・・

一度それで、噛まれた子の親が噛まれた傷を見て怒ってしまって

”噛んだほうの親に、詫びてほしい!”

というところまで話が発展したことがあり、

園でも平身低頭謝ったのですが、結局親御さんに謝罪の電話を入れてもらうということがありました。

こうなると、謝るほうの親御さんのほうも気の毒で・・・・

会ったことのない親に、はじめまして&ごめんなさいなわけです。

いや~、自分だったらたまんないな、と想像しました。

このときは主担任の先生も、詫び状を書いたり色々大変だったようです。

で、それでも何度も同じ相手と同じトラブルが起きるのが世の常(苦笑)

細心の注意を払っているにもかかわらず、同じ子が噛まれてしまったときはもう、先生全員がため息。。。

先輩保育士さんによれば、大きくなると、噛みつきトラブルではなく、砂かけトラブル、

口げんかトラブル、などなどどんどん内容は細分化するそうです。

間に立つ先生も、それで親同士が出て来ちゃったときは仲裁が大変ですよね・・・。

想像するだけでぞっとします。

 

これはあくまで私の意見ですが、

やっぱり、子ども同士のトラブルはやむを得ない、

お互い様と思って見逃すのがいいのではないかと。

大人のように、善悪の判断がついてないわけですから、当然です。

やってやられて覚えて行くしかない。

ただし、自分が保育する側となっては、やはり監督責任があるのでそうは言えないですが。。。

 

家ではやりたい放題、暴走族のようなチビ太ですが、

この日噛まれたときは、やり返さなかったそうです。

えらいえらい!

やられることで覚えて行くこともあります。