イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

職場、新学期スタート

パート先での、新学期が始まりました。

私は昨日からだったので、昨日が新年度仕事始め。

 

新しいクラスで、雰囲気の違いに泣く子、

初めて保育園に入る子、

などなど、泣くわ泣くわ・・・・

そうだよね~。当たり前だよね~。

私は副担任持ちあがりなので、去年も一緒にいた子たち。

泣かないと思っていた子が泣いたり、

反対に、泣くと思っていた子が平気だったりすると、

子どもってほんとにいろんな面を持っているんだな~

と新鮮な気持ちになります。

 

ここ数カ月、私も仕事の中でいろいろ勉強になることがあり、

とくに、大きな声で感情的に叱るというのはやっぱりだめだよな、ということが

実感として持てるようになりました。

もちろん、それまでも仕事では感情的に叱るなどということはなかったですが

(家ではある。もちろん。わが子だからしょうがない(笑))

見ていたクラスの子たちと私との信頼関係もできてから、

目を見て、静かな声で言い聞かせるほうがはるかに効き目があるな、と。

子どもは、大きな声で誘導されるのが得意な子もいるでしょうが、

思うに、大多数は静かな声で話されるほうが好きなんじゃないでしょうか。

 

などなど、こういう考えに至るのには私の中では、

息子がお世話になった、「森のようちえんそとっこ」

https://sotoccosoramame.amebaownd.com/

での経験が大きいと感じています。

子どもが、自分で考えて行動する、

自分のことを、自分で決める、

そういうことを、大人が見守る雰囲気でした。

子どもはその中でほんとうにいきいきしてかわいかったし、

誰も想像しないようなすごい能力を発揮したり、

それから、昨日はできなかったことができるようになったり。

私自身も、そとっこが大好きでした。

自分のなかで、子育てが一番つらかった時期でもありましたが、

そとっこのママたちには本当にすくわれました。

 

昨日、保育していて

「この子は、こういう子なんだね!」

「この子は、普段からこうなの?」

「去年はどうだった?」

などという言葉がお部屋でよく聞かれたので、

それをとても疑問に感じていました。

子どもは、ひとつ学年があがったら、

その雰囲気に背中を押されて

突然にできるようになることもある、

と私は思うからです。

それとは正反対に、昨日までできていたことが、

不思議とできなくなることだってあります。

なので、

「こういうタイプの子には、こうしたほうがいい」

などマニュアル的対応をするというのはやっぱり違うんじゃないかな、

と強く感じるのです。

子どもって、ひとりひとり違いますからね。

それに、場面と状況によっていろいろな面が出るのは当然です。

大人だって、そうですよね。

 

 

今年度、放送大学

「発達科学の先人たち」という幼児教育学の科目を取っています。

シュタイナーやマリア・モンテッソーリを取り扱う回があり、面白かったです。

シュタイナーは、長男が赤ちゃんの頃にものすごく興味があって、

いろいろ本を読みあさったのですが、

モンテッソーリはなんとなく興味わかずほとんど知識として皆無でした。

誤解も含め、賛否両論ある教育法ではあるようですが、

じっさいに今でもモンテッソーリ教育法というのは確立しているし、

オバマ元大統領もモンテッソーリの学校で学んだそうで。

市内にはモンテッソーリ主体にしている園もあるので、

機会があれば見学に行ってみたいなあと思っています。

 

私は保育者としてはほんとに現場での経験値も浅く半人前ですが、

でも、子どものことをわかりたい、

子どものことがすきだ、

という気持ちは深い、と自分に思った新年度初日。

知れば知るほど迷いもするし悩みもするけど、

自分が子どもたちに育ててもらう気持ちで、子どもに向き合っていきたいと思います。