イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

かなりドキっとしたこと

昨日、大五郎と子どもたちを連れて車で15分ほどの総合公園に出かけた帰りの時のこと。

いつも通り車で走っていたら、街路樹の影に人を発見・・・と思ったらおまわりさん。

助手席に乗ってたばあちゃんと

「あらいやだ、シートベルトの見張りじゃんか。隠れてないで堂々とやればいいのに」

となどと二人で言いあっていました。

わが家は全員、シートベルトしめているのはわかっていたので余裕綽々、

そのまま普通に運転して通り過ぎようとしたら、

先に待ちかまえていたおまわり二人に目の前で、

「ピピピピピピーーーーーー!!」

と笛を吹かれ赤い誘導棒のようなもので制止されるではありませんか!!

えーーーーーー私?!なんで???!

思いあたる理由が全然ないので、窓も開けたくない私。

すると、窓を開けてくださいのジェスチャー

しょうがないので10cmだけ開けると、

そこからのぞきこむようにして警察官が近づいたので

私のほうから

「全員シートベルトしてるよ?なんで?」

と抗議しました。

まだ若い警察官が

「後ろの座席にお子さんが乗っているようなので、年齢を聞きたいのですが」

とのたまうではありませんか。

警察が言ってるのは、最後部座席に乗っているちゅーたんのことらしい。

ははあ。ジュニアシートに乗ってなかったら罰金取るつもりか。

と言ったって、ちゅーたんはジュニアシートに座っています。

何言ってんだ。あたしゃ無実の罪だよ。

頭に来たので

「ジュニアシートに乗ってるよ?どういうこと?」

と抗議の声音で言うと、

向こうは自分たちの非にその時点で気が付いたらしく、

若い警察官は顔にすでに”罰金とれなくて残念です”という文字が書かれたような表情になり

「前に立っていたものが確認ができなかったので・・・・すみません」

と。すみません、なんて単語は蚊の泣くような音量ですよ。

もっと大きい声で謝らんかい!!!

対向車にジロジロ好奇の目で見られてあたしゃ恥ずかしいよ!!

後続車だって渋滞してるし!!

つまり前に立っていたものとは、例の街路樹の影に立っていた人のことでしょう。

あんな場所からチラリと見ただけで、

後部座席のジュニアシートが見えるわけないだろーーーーー!!!!

と叫びたかったけど、あんまりつまんないこと言って公務執行妨害とか言われてしょっぴかれたらたまらんと思い、

そこはぐっとこらえて、

あたしはね、今ものすごい怒っているぞ、善良な市民から罰金をむしり取ろうなんざ許さないからね!!(なんてったって私はゴールド免許)冗談じゃない!!!

との思いをすべて眼力に込めて、無言のまま警察官をゆっくり3秒強く見つめてから車を発車させその場を去りました。

 

ほっとしたら今度は

はーーーーーつかまらなくてよかったぁぁぁぁぁぁと

どっと気疲れが押し寄せました。

ばあちゃんなんか小心者なので、私と警察官の顔を交互に見つめてたじろぐばかり(笑)

あーーーーーびっくりしたよぉぉぉとため息をついてました。

いや、つかまる理由なんてないけど、心臓に悪すぎるよね!!

と二人で言いあい、無事を喜んだのでありました。

たった3分にも満たないようなやり取りだったけど、

私には10分以上の時間に感じられました。

警察官に近寄られるって、こわいもんですよ。たとえ身に覚えがなくても。

 

帰宅して父ちゃんにこの話をしたら、

結城市で仕事をしていた父ちゃんは4号バイパスを走っていて

今日は上り下りでいつもの3倍もの白バイが張っていたことを教えてくれました。

しかも、現場の往復の間には捕まえられている人を何度も見たとのこと。

俺あ土を積んでたから、過積載の濡れ衣でマット踏まされたらやだなと思ってた、

と言ってました(笑)

取り締まり強化日だったのかねー、 

年度末だし、管内で手柄の取り合いしてんのかしらね、

と父ちゃんと話しました。

こどもたちに、

チャイルドシートにちゃんと坐っていてよかったね、

 いつも、ちゃんと座ろうねって言ってるじゃん?

 あれでもし座ってなかったら、お母さんあのままケーサツに捕まって、

 ろうやに入れられちゃったかもしれないよ」

と話したら、長男以外の全員がかなりびっくりしていました(笑)

暴れん坊の子どもたちには、いい薬になったようです。