地味に続けている放送大学の勉強。
しかしなかなか、パートの仕事の隙間でやろうと思っても、
帰宅するとついぐったりダラダラな日々。
入所する子どもが10月からぐっと増えて、
今は3人の保育士で9人みています。
てんやわんやのうちにすぐに勤務時間が過ぎていき、
仕事から解放されるとちょっとした放心状態の私。
や、しかし。
11月末までに中間添削問題(いわゆる中間テスト)の提出が必須。
これを出さないと、単位認定試験が受けられません。
今学期、4科目とっていて提出必須教科は3つ。
やらねばまずい・・・のんびりしすぎだ私・・・
と思ってこの数日、けっこう集中してやっていました。
今期、睡眠と健康という科目をとっていますが、
睡眠に関わるいろいろな研究が紹介されていて、
特に、なぜ睡眠が起こるのか、というメカニズムがおもしろいです。
人間は、起きているあいだに脳を酷使していますから、
これを休ませるために睡眠が起こるというのです。
脳内に、神経伝達物質のカスが溜まると、
これが眠気を連れてくるとの説が有力だそうです。
ちなみに、ハエを使って睡眠を奪う(神経経路を破壊)実験をしたそうですが、
眠らないでいたハエは死んでしまったそうですよ。
つまり、寝ないと生き物は死んじゃうんですねえ。
眠ることで、生き物は脳を修復しているそうです。
脳のサイズと、睡眠時間の長さは比例しているそうで、
マグロも泳ぎながら眠るらしいですが、
脳がヒトと比べて小さいために短時間の睡眠で済むようです。
日本人の睡眠時間は韓国と並んで非常に短いそうですが、
そのぶん疾病率も高いとのこと。
やっぱり充分な睡眠は健康のために必要なんですよ。
それから、ノンレム睡眠とレム睡眠についてしょっちゅう解説と研究が出てきますが、
夢を見ているときはレム睡眠です。
反対に、起こしても簡単に起きないような深い睡眠はノンレム睡眠で、
「泥のように眠っている」という表現が世間にはありますが、
まさにそれですね。
疲れが溜まっているときとそうでないときとでは、
睡眠時間の長さにはあまり変化が出ないようですが、
深さには大きな差があって、
疲労しているときほど眠りは深いとのこと。
夢も見ないでぐっすり眠るときは、疲れているということですね。
また、猫も夢を見ている、という有名な研究結果があるそうです。
ということは犬も夢を見ているでしょうねえ。
面白いですねえ。
夢ってだいたい、
「いや~な夢だったなあ。。。」
なんていういわゆる寝ざめの悪い夢ってのが多いですが、
これは自分だけじゃなくて、ヒトに共通のことなんだそうです。
これは驚きました。
”わたし、根は明るい人間なのに、夢の中ではだいぶ暗いもんだな、
深層心理としては暗い人間なのかしら・・・?”
などと、悪い夢を見た時などはちょっと思っていたのですが、
そうでないことがわかりました(笑)
もちろん、たまには明るくていい夢もありますが、
夢ってのはたいていネガティブな要素が強い。
これは、脳みその一部が休んじゃっていることに影響していて、
高次元なことを考える部分が活動していないからだそうです。
さらには、夢は次から次へと脈絡なく展開していきますが、
これも脳のその部分が休んでいることに関係しているそうです。
日本人は、男性に比べて女性のほうが睡眠時間が短く、
また、世代別にみると40~50代の女性がもっとも短いそうです。
これは仕事の忙しさ、家事や育児の大変さも関係しているとのことですよ。
社会的に、女性のほうが忙しいことを意味している・・・
ってことじゃないですかねえ~。
というわけで、世の中のお母ちゃん、
家事はそこそこで早く寝ましょう(笑)
睡眠不足はお肌の大敵です。(皮膚細胞は寝ている間に修復されるそうです)
自分のお肌と健康のために♡