町民運動会当日。
前日夜に発熱したとは思えぬ走りで頑張った父ちゃん。
行き当たりばったり的なメンバーだったにもかかわらず、
午前中の予選でなぜかぶっちぎり1位で通過して、
決勝進出!
アンカーで陸上部の男子高校生の彼なんか、
最後は余裕と見えて、きれいなフォームで流していきました(笑)。
で、大拍手に迎えられて行政区テントに戻ってきた選手みんな
やっと我に返ったらしく
「ああ、予選で1回だけ走ればいいと思ってたのに・・・午後もあるなんて」
と(笑)
勝負事って不思議なんですが、はじまっちゃうと人間、
手抜きってできないもんですよね~。
で、午後最後にいざ決勝。
↓
インコースの黒ジャージが父ちゃん。
追いついてくる後ろの走者からのプレッシャーがすごくて、
かなりきつかったらしいです。
このあとバトンパスで次走者まであと一歩!!
というところでじつはめちゃくちゃ派手に転んでしまい、
慌ててバトンを拾った父ちゃんかからパスを受けた女子高生も動揺して走り出しに一回転倒。
結果、ビリから2位でゴール。
転倒したときにケガしたらしく、
救護室から戻ってきた父ちゃん、腕がガーゼでぐるぐる巻き!
わ~~~ 商売道具の利き腕やっちまったね。
で、膝は大丈夫だったの?
と見ると、今日のために買ったばかりだったってのに、
ジャージがびりびり!!!
陸上競技場のトラックはゴム製のため、
摩擦熱でひどい状態になるようです。
そのために傷もやけど状になってしまうらしく、
ちょっと悲惨。
砂や泥が傷についてないだけまだ良かったかなー。。。
リレーの選手にだけは参加御礼で行政区から千円が現金で出たそうですが、
父ちゃんは結局、その千円で
でっかいケアリーブ絆創膏と、傷にくっつかないお高いガーゼ買いました(笑)
うちの父ちゃんは学生時代に長距離は得意だったようで、
工業高校ではみんながみんなマラソン大会をちゃんとやらなかったために、
ちょっと本気で走って1位になったこともあるそうです。
短距離はオレはダメ、遅いほうだわといつも言ってたので、
父ちゃんが全力疾走するのを見たことが一度もありませんでした。
でも走らせれば意外や意外、やっぱり速かったのでありました。
「今まで、リレーでコケる大人を運動不足だなって笑ってたけど、
ついに自分がやっちまった・・・悔しい。リベンジしたい。」
とは帰宅後の父ちゃんの弁(笑)。
なんだか、来年も出る!と言い出しそうです。
娘の負けず嫌いはここが発祥か?
遺伝おそるべし。