イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

初めて、仕事としての運動会

昨日は、いいほうに予報が外れての汗だく運動会@勤務先。

踊ったり、歌ったり、応援したり、係の仕事をしたり・・・・

ちなみに私の係は準備係。

競技の支度と片付けのほかに、競技中もトラック内で手伝いしっぱなし。

トイレに行く暇もないほどの多忙さでした。

一番衝撃的だった役回りは、

紅白玉入れで、カゴ持ちの仕事をしたこと。

去年その役目をした先生から

「S先生・・・あれはフード付きの服が必須です・・・

 頭にも砂、背中にも砂が入ります・・・

 そして、玉が当たって痛いんですよ・・・

 埃もすごくて、まともに息ができないです。」

と事前にアドバイス(?)があり覚悟はしていたのですが、

ほんとうにその通りでした。

園児の投げる玉は殆どカゴに入らず、

ぼこぼこと音を立てて私の背中と頭に命中。い、痛い・・・。

それでも、園児といっしょに玉を数えあげるのはとっても楽しく、

勝った時に最後のひと玉を高く放りあげた時は子どもといっしょになって喜びました。

 

そして最後は保護者職員対抗リレー。

もう、一日中動き回ってヘトヘトになって

他の先生もみんな、ヒザが笑っちゃうほどヘトヘトで、

それなのにリレー(笑)。

保護者代表の保護者さんたちは毎年恒例の顔らしく、

円陣まで組んで気合充分、しかもいつ揃えたのかTシャツまで統一!!

えーーーー、こんな本気のパパとママに勝てるわけないじゃん!!

というわけでレースはスタート。

子ども用トラックなので、なんと一人2周。

トラックが小さいので、円を走っているような走りづらさ。

スピードを出そうとするとコーナーで自分の遠心力ですっ転びそうになるし、

なんとも走りづらいのであります。

第一走者の先生が奮闘するも、足の速いお父さんたちには勝てず最下位でバトン渡り、

第二走者の先生で周回遅れになり、

第三走者の私も周回遅れのまま、

第四走者の先生が派手にすっ転んで流血!

アンカーの先生はかなり速かったのですが周回遅れのままゴールイン。

残念~な最下位でしたが、卓上醤油1本もらいました(笑)。

終わったあとは、走った先生全員がゼーハーゼーハーしながら閉会式。

ほんとーに、一日中目が回る忙しさでしたが、

まるで学生時代のような充実感を味わいました。

 

いつも、保育する側にいて思うことなのですが、

この子たちはみんな大人になるんだ、

ということ。

この一コマ一コマが、すべて未来へつながっているんだな、

という実感。

子どもたち一人一人の一生懸命な走りと、無邪気で大きな声援、

組体操や鼓笛パレードの真剣な顔に何度もウルウルさせられました。

その子どもたちの、運動会という大きく楽しい思い出に寄り添えたことが本当に嬉しくて、

子どもというかけがえのない存在へのありがたさで、帰り道は胸が一杯でした。

 

全力で一日中仕事できたのは、家のこと一切合財任せられる父さんあってこそ。

洗濯物も畳んであり、ご飯も作ってくれ、

私は帰宅してから気分良く飲んだくれておりました~。

感謝感謝の一日でした。