私は、ペン類の「替えインク」が大好きです。
ボールペン、紙用マッキー（商品名ですが）、その他もろもろ、
替えインクがあるものは本体をほとんど買い替えません。
言わずもがな”もったいない精神”からですが、
言い換えればケチだっていう証明ですかね。
郵便局の窓口時代に使っていた黒ボールペン、
何度も芯だけ買い直し、今も現役です。
ただし、バネがだめなのか、ひっこめることができず芯がいつも出たまま使用中。
父ちゃんがあちこちボールペン持ってっちゃうので、
失くしても惜しくないようにと置いてあるのに、
なぜか１５年近く手元にあるという・・・・。
それから、八ヶ岳にある私立高校でもらった赤青ボールペン。
（家で不要になった洗濯機を、まだ使えるのでどうですか？と運動部に寄附したら、
お礼です、と校名入り文房具がどっさり来たという経緯。その高校は部活が強い）
このペンも１０年選手。
こないだ放送大学の授業聞きながら教科書をマークしていたらインク切れしたので、
さすがにもうこのインクも売ってはいないだろ～
と思っていたら・・・・
探してびっくり、あったんです。
いや、あったことはそこまで驚かなかった。
驚いたのは、
かわいい本体が勢ぞろいしているいかにも女子高生の大好物そうなものと、
同じ替え芯だった！ってことなんです。
オバチャンには縁遠そうな商品だな～、
と思っていつも素通りしていたんですよ。
何十色もラインナップがあって、
ケースなんか２０種類くらい柄があって、
替え芯は５色もカスタマイズ可。
５色ったって、授業聞きながら５色も使うか？！
そんでもって女子高生って何色入れるんだろうな～
な～んて思いながら横目で見ていたんですから。
私の持っていた地味～な２色ボールペンの替え芯とそれが、
まったく同じだったってことが驚きでした。
昨日は初めてそれを売り場で手に取り、
ペン先のミリ数が選べるってことを知りました。
0.3、0.4、0.5と３種類。
私は筆圧が強いため、太めのペン先が好みなので0.5を購入。
もともとは0.4が最初に入っていて、
少し紙に引っかかる書き心地だったんです。
紙が削れる感じがしてビミョーだ、と思いながらそれまで使っていたんですが、
0.5芯にしたとたんに、びっくりするほど使い心地が向上！
たった0.1ミリの変化でねぇ～。
日本人の技術に頭が下がるわ。
いろんな色があったけど、冒険せずに赤と青を購入。
だって、紫とか茶色とか、どの場面で使うのか想像できないわ(笑)
文具の進化って、すごいですね～。
ご長寿文具を所有している私のほうが化石になってきてますワ。
