イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

教習所 卒業検定

ついに昨日は卒業検定でした!

 

もう、朝起きたときから緊張しちゃって、

何も手につかない状態(笑)

ひとまずお昼分のおにぎりだけ8個ほど握って台所へ置いておき、

父ちゃんに子どもたちを押しつけて・・・出陣だあ。

 

さて、教習所について時間になったら、

教官がおいでになりました。

「本日、卒業検定担当しますH野です。よろしくお願いします」

あ!2時限目に”断続クラッチ”を教えてくれたおとなしそうなあの教官じゃないですか!!

良かった!知らない教官じゃなかったよ~と小さく心の中でガッツポーズ。

二輪の人と場内で審査とのことで、

コースの説明を受けます。

「質問ありますか?」

「あります!コースは覚えなくてもいいんですよね?」

「うん、大丈夫。次に入るところ、指示するのでね。コース間違いは減点にはならないから。」

教官によって、教え方が違う箇所が多々あったので、

気になっていたところを質問攻め(笑)

とくに、

停車後にギアをR(バック)に入れるのを、

エンジン停止後に入れろという人と、

最初に入れちゃう人と、二通りいたのです。

どちらが正しいのか真剣に聞いてみたところ、

嫌な顔せず、

「ま、人によってまちまちなところあるよね。停止後にRに入れたほうが効きがいいので、実際にはそのほうがいいんだけど、

 車種によってはエンジン切るとギアが硬くて入りづらい場合もあるんだよね。

 だから、検定では最終的にRギアに入っていればいいから」

最後は笑顔で、「緊張しないで、確実にやってください」と声をかけてくれました。

あ~今日、H野教官で当たりだよ~~~~神様仏様、ありがとう!!

 

二輪のひとたちを先にやるというので、

それから50分待ち。

場内コースの紙を、ひたすら何度も見て、イメトレすること10回以上!

はー、緊張するよお。

 

いよいよ名前が呼ばれたので、発着所へ。

「**くん、すまないけど、検定の車に乗ってくれますか。運転席の後ろに。」

名前を呼ばれたのは、さっきまで二輪の審査を受けていた高校生のお兄ちゃん(笑)

検定の車には、誰か乗せる決まりになってるんですねきっと。

申し訳ないねえ、こんなおばちゃんの、エンストするかもしれない車に乗せるなんて・・・と心で詫びながら

教官と、高校生の兄ちゃんに

「よろしくお願いします」と頭を下げる私。

いざ乗車。

 

落ち着け、大丈夫だよ、と自分に言い聞かせ、いざ発車!

エンストはしなかったものの、ちょっとノッキング(笑)

高校生、ごめん!!むちうちにならないで!!バイクのヘルメットかぶってて!!

場内に出てしまえば腹をくくったも同然で、

あとはもう、手順通りやるしかない。

無我夢中とはこのことです。

 

左バックの車庫入れのとき、

左側(つまり助手席側)に気をとられるあまり、

運転席側のポールを確認が遅れ、

めっちゃすれすれ!!!

今思い出してもぞっとするくらい、すれすれでした。

よく接触しなかったな・・・・・

(ちなみに、接触すると即失格です。)

 

そのまま坂道発進へ。

坂道発進、失敗したことないのに、緊張もしているせいか少し下がりそうになり、

一回仕切り直し。

もう、ばかにされてもいい(誰に?)、

と思いながら手順を小声で自分に言い聞かせる私。

よし、いくぞ!ハンドブレーキを下げ、

無事に登頂成功~。おめでとうございまーす。

 

S字とクランクは得意なので、あまり心配なく通過。

あとは直線の30kmと、恐怖のウッカリをやらかす発着所だけです。

最後の直線にさしかかり

「30km出してください」

と指示あり。

「はい!」

ぶおーんと多めに踏んで、いざサード

発着所へ入るウインカーも忘れず上げて、

巻きこみ確認、

ブレーキ、ブレーキ、クラッチ、ブレーキ・・・・・

発着所にすべりこみ、ポールに合わせてさらにブレーキ。

よしきた!ピッタリだ!

最後まで気を抜かないでね自分、

ニュートラ

ハンド、

キー、

Rギア、

クラッチ

ブレーキ!

忘れちゃいけない、後方確認してから、下車。

 

うお~~~~終わったああああ。。。。

手は汗でだくだくです。

下車してから教官より運転アドバイスがあるので教官のそばにいくと、

半クラが少し短かったので、ノッキングしたけれど、

 まあ、マニュアル車に乗り慣れればなくなってくると思うから。

 あと、ギア操作の時には前を向いたまま、確実にサードに入れてください。

 前方見ないと、危ないからね。

 うん、お疲れ様でした。」

物静かそうな顔が最後ににこっと笑ったので、

心の中で「受かった!!!たぶん!!」

と思いました。

 

午後一番に発表だというので、

大勢の高校生たちに交じって発表を聞く私。

なかなか名前呼ばれないんですけど・・・・・

なんでだ・・・・・

と思って心臓バクバク。

無事に一番最後に名前を呼ばれ、

おかげさまで合格しました~~~!!

 

ああ、短いような長いような旅路だったぜ。

クラッチも踏んだことないような私が、

ようやく手にした審査証明書!!

免許センターにて、申請だそうです。

現有免許証の裏面に、限定解除スタンプを押してもらうということでした。

近々、水戸まで行かなくちゃ。

 

ちなみに、父ちゃんと子どもらはどこで過ごしていたかっていうと、

友人AKAN一家に交ぜてもらい、

総勢11名様の大所帯で

屋外プールでひたすら遊んでいました(笑)

子どもも父ちゃんも、日に焼けてまっくろ~~!