イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

わくわく

小一ヵ月迷いに迷って、

やることにしたんです。

それは、放送大学での勉強。

 

もともとは、通信制大学で美術や芸術系の学科を勉強したいとは思っていたのですが、

どうもスクーリングや費用その他、

ネックになることが多すぎて一度気持ちが折れました。

東京に本拠地がある大学がほとんどなので、

電車で東京までスクーリングに出るとなると、

時間が相当かかるためかなり家族にも負担になるわけで、

当然ながら父ちゃんの賛同は微塵も得られず。

そんな折、目に留まった放送大学

 

正直なところ、放送大学なんてどーなのよ?

マイナーだよね?

と思っていたけれど、

全く知らないことを知るってじつは面白いよね?

とだんだんに興味が湧いてきました。

資料を取り寄せたら、

いちばん近いところでは宇都宮大学の図書館内に放送大学のセンターがあり、

スクーリングその他試験もろもろ、

そこですべて完結できるということが判明。

宇都宮なら近い!

都内まで出なくて済むなんていいじゃん!

さっそく先週、センターに出かけ、

職員さんに会って直接いろいろ聞かせてもらい、

疑問を解決してきました。

何より、大学図書館が出入りし放題なんて素敵すぎる!! 

 

放送大学の科目を過去にいくつか取ったことのある恩師G先生に、

実際の勉強の難易度など聞いてみたら、

「あなただったら、できるわよ。やる気さえあれば」と。

講師は一流、難易度は教科により異なるけれど、

やってできないことはないとのこと。

ちなみに先生は3教科取ったそうですがすべて最高評価だったとか。

いやいや先生・・・先生は別格ですから。

また、すごく胸に響くことを言ってくださいました。

「”人はパンのみにて生きるにあらず”って言うでしょ。

 知識は補給していかないと。 

 欲求のあるときが、学びの時なのよ。」

先生は、私たちが中学校3年生だったときに学年主任をなさっていました。

先生は早期退職後、再び大学に入学なさって、卒業。

言葉だけでなく実際に、それをやってのけている人です。

「学んでも学んでも知の海は深いのよ」

 とも。

そうかあ。私の欲求は、素直な感情なんだな。

でも勉強にお金を払うだなんてバカみたい、

時間とお金のムダ、という人もあり、

(だいたいこれを言うのは夫だな)

実際私の母にも、

仕事に繋がらない知識を入れてどーすんの、

とつっこまれましたが、

でも、いいんです。

全然違う世界のことを知ると、

自分の目の前に展開される世界も違って見えるんです。

かつて、社会人入学した農業大学校のときもそうでした。

 

頭の中の引き出しが、

若い時はけっこうあったのに、

あけないでいたらサビついてしまい、

全く開かないまま消滅していってしまったものがいっぱいあります。

今後もこの状態は加速の一途。

なにもしなければ、ただばーさんになるだけだ!

 

まずは、3科目だけとってみて単位修得試験も受け、

小さなシュートをうって地味にゴールしてみようと決心がつきました。

今回私が申請したのは半年だけの期間限定入学生です。

ほかに、1年在学できる選科履修生や、

全科履修生と言って、4年以上在籍し、124単位を取ったあかつきには

大学卒業として扱ってくれるというものもあります。

最長10年在籍でき、休学も可能(計4年まで)。

放送大学は1教科につきいくら、という計算なので、

取った科目の分しか学費は必要ありません。

なので、休学中はお金は発生しないとのこと。

これなら、もしかしたら家業と子育てしながら卒業もできるかも?!

さらに言えば、私が中途半端にしてやめてしまった短大の科目も、

在籍中に修めた単位は、証明書を提出すれば卒業単位に含めてくれるとのこと。

一年生前期ではいったいどのくらい修めたのか不明ですが、

けっこう毎日ギチギチ授業もあって、

だいぶいろんな試験も受けた記憶があるから、

そこそこの単位数なんじゃないかしら。

希望が見えてきました。

 

”行いはおれのもの

 批判は他人のもの

 おれの知ったことじゃない”

と言ったのは、私の大好きな勝海舟

 

できるかどうかじゃない、やるかやらないか、です。

ああ、わくわく。