長男のテニスラケットが壊れました。
姪からのお下がりだったシロモノ。
姪は、土日どっちもテニスに明け暮れ、
月に1度は大会に出るようなテニスガールなので、
きっとそのラケットも、かなり使い込んでいたのでしょう。
うちにお下がりが来た理由は、
「初心者用のラケットじゃ、重い球うてないから」
つまり、上達したのでランクアップで買い換えたというわけ。
あえなくフレームがぼきっと折れたのは、
いわゆる疲労骨折ですな。
のんびり屋の長男は気が付かず使っていたようですが、
ふと、玄関に置いてあるのを見て「折れてるじゃん!」と私が発見。
折れた箇所は、キザキザの鋸の刃のようになっていて、
万が一、ペアの子と衝突なんかしたときに相手がケガなんぞしたらいけないし、
買い替えることに。
わが家は、子どもが自分で欲しいものには自分でお金を出すという方針です。
それまで、テニスラケットも、欲しけりゃ自分でお金貯めて買いなさいと言っていたんです。
道具は、自分で買えば大事にするから、と。
でも今度ばかりはちょっと急なので、
「半額出してあげるから、残り半分は自分で」
という柔軟対応になりました。
うちには、その壊れたものを含めてテニスラケットが数本あります。
どのラケットも20年選手。
1つは、父ちゃんの兄貴が学校からくすねてきたやつ、
1つは父ちゃんが中学生時代に使ってたやつ、
1つはこの家の車庫に埃まみれで埋もれてたやつ、
1つは長男が粗大ゴミ置き場でひろってきたやつ(笑)。
このうちまともなものはひとつとしてなく、
ガットが一本切れていたり、
経年劣化でフレームが欠けていたり。
長男を連れてスポーツ用品店に行ったら、
恐ろしい値段のものも多々あり。
「ちょっとあんた、そっちは見ちゃだめなの!!
この欄だけ見て!!」
と、1万円以下のコーナーのみしか見せず(笑)
だって、高いもの見ちゃったらそっちのほうがいいに決まってるじゃないですか。
テニスラケットは、ミズノかヨネックスがメジャーです。
ほかにもいろいろあるけど、
やっぱり国産メーカーがいい。
迷った結果、ミズノ好きの長男はミズノの青いラケットをチョイス。
お値段税込7千円。
あ~。高いけど、でも安い。
ラケットにしちゃ、安いよな。と母ちゃん自分に言い聞かせる。
新品のラケットというものが手に入った長男はそれこそもう大喜びです。
そりゃそうだよなー。
テニスを初めて2年半以上。
それまでずっと、お下がりしか使ったことなかったんですからね。
新しいラケットを手に、家のまわりで壁打ちに励んでます。
うれしそうに練習する姿を見ると、
買ってあげて良かったな~と母ちゃんも嬉しくなるのであります。
父ちゃんいわく、
「ラケットっちゃあ、2万円くらい出さないといいのは買えねえよ」
だそうで。
何言ってんだ!余計なこと言うんじゃない!!(笑)