『イトウ先生、授業の時間です。~美術教師と生徒たちの、かみあわない日々』
という本を偶然、古本屋で見つけました。
表紙の絵に惹かれ手にとり、
中を少し読んだら・・・・
ツ・ボ~~~~~!!!
これは、コミックエッセイです。
コミックとはいえ、
1ページ1コマ。
”インスタグラムにぼそぼそと投稿していたものが一冊の本になりました”
と作者のまえがきにあり。
続編も出ているようなので、今も投稿は続いているのかな。
作者は、美術系大学院に通いながら、
中学校で美術の教科担任をしているという現役の先生で、
子どもたちとのごくありふれた日常を切り取って描いてます。
その切り取り方が上手で、
しかも、美術の大学院生というくらいですから絵が最高に上手い。
筆記用具は鉛筆その他、ペンもあるのかしら、
とにかくその独特の手描きの空気感に、
「あ~~~~~好きだ」
と静かに悶絶する私。
この本を居間のパソコン机に読みかけで置いておいたら、
目ざとい長男が発見し、読みだす。
「これ・・・おもしろいね。絵、すっげーうま!!」
やっぱりね。
さすが長男。
目の付けどころがいっしょだね。
大人になった今、中学校時代のことを思い出して笑える部分がほとんどなので、
長男にとってはまだ「?」な部分が多い様子ですが。
私のときの、美術の先生も独特で面白い人だったなあ~。
自分の学校にこのイトウ先生がいたら、
ぜったいに仲良くなるのに、と思うのであります。