イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

家庭訪問でした

昨日は長男の先生の家庭訪問。

私なんて、もう、家庭訪問も二者面談も、

全然緊張しないってどういうことよ(笑)

もうちょっと緊張感持ちましょうアナタ!

と自分に思う36歳。

 

先生と話しながら、

私が思っていること、

先生が思っていること、

玄関先の立ち話ながら、

けっこうつっこんだ話ができて、有意義でした。

先生は採用3年目の男性。

私より10歳くらいお若い!

 

長男が忍者姿で近所をうろついていることもしっかりご存知で(笑)

そりゃそうだ、学校まで徒歩1分の場所で遊んでいるしねえ~

「去年まで、将来は忍者になりたい!って言っていたんですけど」

と私が言ったら

「新学期の、自己紹介のカードには大きくなったらテニス選手になりたいって書いていました(笑)」

と先生が言ったので二人で大笑いしました。

 

机の上の勉強より、米とぎや料理など生活する能力のほうが大切だと思っていること、

子ども同士のケンカに関してはぜひするべきだと考えていること、

コミュニケーション能力こそが生きるすべだと思っているので、

友達との外遊びに夢中になるのは最高の勉強だと思っていること(つまり宿題少なくしてね、ということ(笑))など、

普段私が考えていることも伝えられました。

 

先生も、この新学期からの数週間の長男の様子がとても興味深かったらしく、

けっこう見ていてくださった様子がお話しから伝わりました。

理科の授業で自然観察をした時に、

ほとんどの子がパンジーやダンゴムシを観察して書いてきたらしいのですが、

長男はなんと校庭の隅っこに隣の敷地から侵入してきていた竹を観察(笑)

その絵がなんともリアルでよくかけているうえ、

「目の付けどころが、いいなあと思いまして」

と笑っていました。

 

「みんなが赤だ、と言っても、自分だけは黒だ、と言える子なんです」

と笑いながら私が先生に伝えると、

「ほんとうに、そうだと思います。自分をしっかり持っているなという印象があるので、この一年、というより、大人になった時の姿が楽しみだなと思って・・・」

と穏やかに、真摯に言ってくださいました。

母ちゃんはとっても嬉しかったです!

 

というなんとも心温まる家庭訪問だったことを父ちゃんに伝えると、

ヤンキー畑の父ちゃんは

「センコーの言うことなんかあてになんねえ」

と一蹴!!!(笑)

信じられない!!失礼よ!!とは思ったものの、

「ねえちょっと、子ども時代からずっと、いつもそう思っていたの?」

とたずねてみたら、

「あたりめーだろ! 家やら学校やら、親とセンコーが話した日は、

 ろくなことねえんだから。学校での悪事の数々の暴露、親は先生に説教されるから、

 おれは帰ったら今度は親から説教。

 家庭訪問の日は家に帰るのいやだったんだよ」

などとのたまうではありませんか!!

母ちゃん大爆笑~

「そりゃ、自分が悪さしてたのが悪いんじゃん」

と私が言うと、

「そうでもないこともあったんだぜ、でもセンコーってのは悪ガキは悪さしかしねえって思ってんだよ。ったくセンコーにほめられたって信用できないね。」

 

ヤンキー土壌で育った生粋のヤンキーは、

やっと職人として結実はしたものの、

どこかでぬぐいきれないヤンキーの土・・・・(笑)

もう、どっからどう見ても好青年なのにねえ~。

ああ面白い。

ほんわかした気持ちから、一気に笑いに変わった家庭訪問でした。