今日は授業参観日。
3年生も終わりだな~。
前は、授業参観の日は行きたくないと言っていたくらいシャイだったのに、
今日の授業参観は発表でトップバッターだけど、としゃらりと言って、
風のように登校して行きました。
最近は、卒業式の歌の練習が退屈らしい。
そりゃそうだ。
子どもはやりたくてやってるわけじゃないもんね。
「旅立ちの日に」、という定番曲を歌うそうです。
私、この歌知らないのよね~。
でも、父ちゃんは知ってます。
長男と歌ってました。
私はあくまで仰げば尊し世代。
すると長男が歌いだした。
「白いごはんのう~えに~
唐揚げをのせて~~
少しだけのおかずでも~
人は食いだす~~~♪」
どうも、クラスで流行ってるらしいです。
替え歌って、子どもの特権のような気がする。
感動的な卒業式の歌も、子どもにかかれば一瞬でアホな歌。
正しくは
「白い光のな~かに~
山並みは萌えて~
はるかな空の果てまでも~
君は飛び~たつ~♪」
だそうです。
さて。
授業参観では子どもたちは自分の得意な教科をそれぞれ選んであり、
個別発表。
一人約2~3分。
緊張するよね~。
長男は理科が大好きなので、磁石にクリップをたくさんひっつけて見せてました。
音楽でリコーダーを披露する子がいたり、
英会話を友達ペアになって披露したり、
地図記号クイズを展開したり。
トリは体育。
なわとびの披露で、
得意なのであろう二重跳びがほとんど跳べなかった男の子がいました。
やり直して何度もトライするんですが、引っかかってしまい跳べない。
彼のお父さんが廊下からのぞいて見ていたのですが、
きっと、いつもいつもお母さんが見に来ているから、
お父さんが来てくれて嬉しくて緊張しちゃったのかな~
なんて想像したり。
一年生からずっとずっと見てきた子どもたち。
かわいいんだよな~
入学した頃はめっちゃ小さかったのに、
こんなにでっかくなっちゃってな~。
色々とクラスの中でも問題はひっきりなしのようで、
参観後の学級懇談会に必ず参加してくださいと予め担任の先生から
クラスの保護者全員にお手紙がありました。
先生の話を聞きながら、
この子たちはきっとエネルギーが爆発しすぎて、
その矛先をどこに向けたらいいのかわからないんだろうな~
そんな気がしました。
だからきっと、人を傷つけたり、
心ないことを言ったり、そういうことがクラス内で多いのだろうな、と。
私が思うに、根本的に日本の学校のありかたが、
すでに旧時代過ぎるんだろうと思います。
だって、時代はものすごく変化しているのに、
私の頃とほぼ、スタイルが変わっていない。
むしろ、昔よりずっと管理化されていて、
時間もタイトで、先生も子どもも余白がない。
学校は勉強もさることながら、
もっと遊ばせるべきだろうなと思います。
フィンランドは宿題がないって言うじゃありませんか。
日本は子どもの頭の上から種をふりかけまくって、
芽を出させようと必死になって水をやり肥料をやり、
結局、本人が自力で出したとくべつな芽は育ててやれず、
最終的には花の大きさや数でしか評価していないと思います。
同じ芽の数を出させることに必死になりすぎて、
先生も子どもも苦しい思いをしているんでは?
その反動が、子どもの行動にあらわれているんではないかと私は感じますが。
と、話はややこしくなりましたが、
どの子もみんなカワイイじゃん、と思った授業参観。
元気でいいじゃないか。
おばちゃん、みんなの発表に感動したよ。