長男は、色々、学校での出来事を話してくれます。
先日、
「あの子とこの子がけんかして、授業中にすごいことになって、今日は図工の授業がなくなった」
というようなことを言ったので、
図工が午後の2時間たっぷりあることを知っていた私はすごくびっくりして
どうしてそんなことになったの?
と聞いてみました。
すると、理由はたいしたことはなく、
”いつものやつら”がちょっかいを出したり出されたりしているうちに、
どんどんみんなに被害が飛び火して、
しまいには収拾が付かなくなった、
というあんばいのものでした。
”いつものやつら”、
とは長男の弁で、
「**と、**と、**・・・・・」
いつも、いじわるややんちゃで有名な子たちのラインナップ。
まあ、やんちゃでも、いじわるでも、
だいたいそういう子はどの学校にも、どのクラスにもいるし、
私の頃にだってそういうことは多々ありました。
でも、長男が聞き捨てならないことを言いました。
「授業をじゃましたいから、やってるんだよ。」
え、それは・・・・まずいよねえ。
自分の子ども時代を振り返ってみると、
ケンカというのはだいたい休み時間中に起こって、
そのまま授業に食い込むことはあったりしても、
だいたい収まりがつくものでした。
鼻もちならないことがあっても、
授業中はケンカは勃発しなかったなあ・・・。
男子19人、女子6人という男子校のような長男のクラス。
女子はケンカしないとのこと。
ねえ、図工のはずだった時間何していたの?
と聞いてみたところ
ケンカをしでかした人たちは別室でお説教、
被害をこうむった人たちは別室で事情聴取、
だったということがわかりました。
そんじゃ、ケンカと全然関係なかった人たちは?
「おれはやられてもないし、やってもなかったから、しょうがなく教室でぼーっとしてた」
んだそうな!!
「ぼーっとしてたのかあ。時間もったいなかったね。本でも読んでたらよかったね」
と私が言ったら、
「そーだね、思いつかなかったよ」
と長男。
長男はけっこう冷静です。
長男のクラスは、現在、担任の先生のほかに2名のサポートの先生がつき、
暴れん坊対策として校長先生がごく頻繁に教室にパトロールしに来ているそうです。
総勢4人の先生か。
校長先生がしょっちゅう怒鳴るので、
長男はしんどいらしいです。
長男、よく我慢しているなあ~。
そんな中でも、かけざん九九をけんめいに覚えたり、
連絡帳と国語ノートを誰よりも丁寧に書こうとがんばっている長男。
きみのがんばり、母ちゃんちゃんと見ているよ!!