現場のそばの公園で、父ちゃんとお弁当。
もぐもぐもぐもぐ・・・・・
と私が噛んでいると、
「・・・おい、いつまで噛んでんだよ」
と父ちゃん。
父ちゃんは食べるのが極端に早い。
そして私は、食べるのはだいぶ遅いほう。
幼児期から、母や祖母に
”食べるのが遅い。それじゃ小学校で給食の時間に間に合わない”
とずっと脅されてきました(笑)
さすがにそんなにスローじゃなくなりましたが、
今でも、よく噛まないと飲み込めないのは同じ。
もぐもぐもぐ・・・・・・
父ちゃんに構わず相変わらず一口入れては噛んでいると、
「おい、牛みてえだな」
と父ちゃん。
私「うっさいなあ、よく噛まないと食べられないんだよ。
それに、よく噛んだほうが体にいいんだよ。
父ちゃんこそ馬みたいじゃん。」
夫「ふはっ」(鼻で笑う)
別に時間に追われてないんだし、
食べるのくらいゆっくりだっていいじゃないか。
夫「あ~あ。」(ため息)
私「・・・・今度はなによ。」(流し眼)
夫「あー。毎日疲れた。休みたい。」
私「なんだ。明日雨だし休めば?」
夫「・・・おめえはいいよな」
私「そうだよ、悩みがないのが取り柄だからね。」
夫「はー。おれなんか悩みばっかだぜ。」
私「あー!悩みあった。」
夫「・・・・なんだよ」
私「父ちゃんが毎日機嫌が悪いのが悩みだ!
毎日子どもたちに当たり散らして、
味噌汁こぼしただけですっごい怒鳴ったりして、
あー私それに毎日悩んでる、すっごい悩んでる~。
解決した~い!」
夫「・・・・・・・」
なんだか辛気臭いので、
現場の帰りにそばにあったツタヤに寄って、
ドリフのコントDVD借りてきました。
明るい嫁さんがいることが、アンタにとって一番の幸せだよ、父ちゃん!
と心の中で小さく叫んだ母ちゃんなのでした。