イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

2歳になったのよ

昨日は、チビ太の誕生日!

わが家の4番バッター - イバラキ農村風呂

こんな記事から2年経過したんですねえ。

チビ太は予定日11日超過のち、

ようやっと生まれてきました。

 

 ***

22日夜の11時過ぎから、

「おや?」

と思う腹痛があり、

あまり痛くはないものの規則的な陣痛だったので一応、午前様になる前に一報入れたほうがいいかな~と思い助産師S先生に電話をかけると、

「行きますね~♪」

と鼻歌まじりの声が聞こえてきました。

 

S先生を待っている間、父ちゃんが居間に布団を敷き直してくれ、

私も、まだ陣痛が本格的じゃないので余裕ありありで、

産後の着替えや、

バスタオルや、

産着などをせっせと籐のカゴの中にスタンバイ。

暑い日だったので、扇風機をかけながら布団に横になっていると、

S先生が、子どもたちを起こさないようにそおっと入ってきてくれ、

「どーもー♪」

 

お腹にベルトを巻いて、陣痛の度合いなど計測してくださり、

血圧も異状なし。

いよいよかな~

なんて言いながら、

もう一人の助産師Sちゃん(友人)に先生が電話を入れてくれお呼び出し。

かくしてSちゃんを待っているあいだ小一時間、

陣痛もそれほどきつくないし、

夜更けだし、

父ちゃんなんか

「まだまだよ」

という先生の言葉に

「じゃ、オレ寝てきます」

と隣室に引っ込んでしまった(笑)

 

「ちょっと横になろっか~まだまだだね~~」

と先生が私の布団の隣に座布団を2枚並べてゴロンと横になり、

電気もまぶしいから~と言ってオレンジ色の豆電球にして、

よもやま話していたら

なぜかオーラの話題になり。

オーラ?

そう、いわゆる、背後に出るオーラの話(笑)

見える人には見えるらしいオーラ、

 「見える、っていう人がいてさ~、そしたらアタシの場合、

 お花畑が見えて、ちょうちょ飛んでますね、って言われたの~あははは~~~」

と先生が言うので、私は爆笑したいのをこらえ、

隣の部屋で寝ている子どもたちと父ちゃんに聞こえない小声で二人でぐふふふと笑いました。

「仕事仲間の助産師Mさんはさ、紫色のオーラですね、すごいパワーですね、って言われてたよ~」

「えー、私もみてもらいたい!」

そんな話をしていたら、助産師で友人のSちゃん到着。

 

「・・・・玄関あいていたよ。夜なのに・・・しかも窓も全部あいてるじゃん。」

豆電球の下で、扇風機にあたりながら楽しそうにしている先生と妊婦を発見したSちゃん(笑)

「・・・お腹、痛くないの?」

とポカン顔。

 

Sちゃんも座布団を私の隣に並べ、ゴロンと横になり

「・・・・・なんか、修学旅行みたい」

助産師さんにサンドイッチされ寝る妊婦、贅沢~~!

 

「なあ、プレミアム商品券、買ったあ?」

と私の右隣に寝ているSちゃんが言ったので、ぐふっと笑いました。

産気づいている妊婦に

「プレミアム商品券買ったあ?」って(笑)

ちょうどそのころ、各自治体でプレミアム商品券なるものが次々に発行されていて、

それを買うとか買わないとかいう話を友達内でひんぱんにしていたのでした。

数時間並ばないと買えない、とか、

どこそこの市ではすでに売り切れ、

あれってどこの店で使えるの?などなど、そんな話をしているうちに、

いつの間にか陣痛も強くなり、会話も途切れ途切れ。

様子を察したプロフェッショナル二人が、

代わる代わる腰や下腹に手を当ててくれ、

順調に陣痛は強くなっていきました。

 

真夜中を過ぎた頃、雨がザーっと降ってきて、

すると私のお腹もぎゅーっと痛くなり、

雨がさーっと小止みになると陣痛も少し弱まって・・・・

「不思議だねえ、雨と同じように、陣痛も来てるじゃん」

と先生とSちゃん。

「知り合いの子でさ、行く雲って書いて”ゆくも”くんって子がいるわー」

とSちゃん。

そんな名前私はつけない、などなど陣痛の合間に話しているうちに

夜も白んできました。

扇風機の風が、当たっても当たっても汗がとめどなく流れてきます。

いよいよ本格的に生まれる様相になったので、

Sちゃんが隣室の父ちゃんに

「生まれるよ~」

と声をかけに行ってくれました。

すると、父ちゃんといっしょにわらわらと子どもたち3人も起きてきて。

私は、そばにあったイスの脚だかなんだかを握りしめてうぐぐぐぐ~~~と必死に産んでおりました(笑)

「いいところに、いい掴むのがあったね~♪」

とS先生。

するんと出てくるはずの頭が、大きいためになかなか出て来ず、

なんども陣痛のいたみに苦しむ私を見て

「経産婦なのにかわいそう」

と平らな声で言うSちゃん(笑)。

それを方耳で聞きながら、必死で産む私。

こんなに頭がデカイんじゃ、男子に違いない、と確信を持ちながら・・・・・

ようやく出ました~~~!!

うまれたあ~~~スッキリした~~~~!!

「どっち?」

と聞くと父ちゃんが

「男。」

やっぱり(笑)

 

おなかすいたあ~と子どもたち。

気が付いたら、娘なんかお産を見ている間に鼻血が出ていました。

てんやわんや。

冷蔵庫にあったプリンを父ちゃんが出してくれ、

「みんなでおいわいプリンだね~」

とS先生。

 

3540gで大きかったとはいえ、

こんなに小さかったチビ太。

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ああ新生児!!

こういう写真を見ると、もう一人くらい産めるようなきがしてしまう(笑)

いや、でももういいや。

次もぜったい男子しか出てこないし、母ちゃん体力がもたない!

 

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しかも、1歳10カ月で兄ちゃんになったちゅーたんのかわいいこと!!

まだ赤ちゃんじゃないか~~~

 

今では二人とも、虎の子がじゃれあうように、噛んだり噛まれたりして遊んでおります。

無事に大きくなってくれて何よりです♪