イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

あと一息

今の現場も終盤戦。

ほぼ一週間かかって、やっとです。

藪の中みたいに光が入らなかった庭は、

すっかり明るくなり、

すぐ南側の家のおじいちゃんが昨日は見物にやってきて、

「いやあ、家の北側からも太陽が照っているのかなって思うくらい、

家の中が明るいよ。びっくりするねえ~」

とのこと。

そりゃ良かった!

 

もともとこの土地、売りに出してはいたものの、どうしても売れてくれないという場所。

そりゃそうだよなー

ほとんどお化け屋敷だったものなー。

誰も物件見に来ないよなー。

「こうしてきれいになってくると、自分の土地じゃないけど、

近々売れてくれればいいのになーって思うよな」

と父ちゃん。

ほんとだねえ。

これだけ、心をこめて仕事したんだしねー。

 

 

昨日は大きな桑の木を伐採。

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母ちゃん地下足袋で参戦。

長靴だと歩きづらいし、

靴だと中に毛虫がいっぱい入るので・・・。

入るだけならいいけど、歩いているうちに潰れるので・・・。

 

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父ちゃん、伐採中。

8mの桑の木。

画像の回転編集何度やっても右向きにしかならず、見づらくてすみません。

決して落っこちそうなわけじゃなく(笑)

大木を切るときは、

枝やら幹やらにロープをひっかけて、

私はロープを引っ張り、

父ちゃんはチェーンソーで切ります。

そうでないと、あらぬ方向に倒れるからです。

近くに、ブロック塀や建物があるときはほんとに要注意。

木って、下から見上げているよりもずっと高く、

いざ倒れると、思っていた以上に長いことしばしば。

引いているロープの長さがが短いと、私に直撃することも充分あり得る(かつて無いけど)ため、

父ちゃんは目測と経験値で何度も確認。

何度伐採に立ち会っても思うのですが、

無事に倒れるまで緊張します。

 

***

お昼は、木が生い茂る近くの神社の駐車場に行って、

木陰の下に車をとめ、二人で食べています。

他にも、工事車両や、営業の軽やら、みーんなお昼の車が次々と。

ダッシュボードに足をあげて寝ているおじちゃんやら、

トラックの荷台に寝る金髪若者やら(笑)

たまに変わった人がいると、

父ちゃんも私もお弁当もぐもぐしながらつい観察しちゃって、

同じポイントで

「ぐふっ!」

「ぐふっ!」

と同時に噴き出したりします。

何年経っても思うけど、

笑いのツボがおんなじです。

大学の寮で、”笑う犬”のDVD見ながら二人で爆笑していた頃を思い出します。

夫婦は、笑いのツボがいっしょならうまくいく、

と誰かがずっと前に言っていたのを思い出す、

お弁当のひととき。

 

さあ、今日で母ちゃんはこの現場を引きあげます。

幹の引き倒しを10本ほど。

昨日はワークマンに行って、グリップが効いてる手袋買い直しました。

ロープ引っ張りすぎて握力なくなりそうだな。

最後のひと踏ん張り!