イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

無事でござる!

新学期が始まり、ようやっと静かになった~

と安心していたところに、

先週は連日の雨・雨・雨・・・

一晩中の雷雨が続いた翌日、

台風どうなってんのかな~天気予報見なくちゃと思ってつけたテレビで

今まさにあふれんばかりの水がごうごうと流れる様子を映し出す画面は・・・

栃木県?!!

姉の住んでいる市内ではありませんか!!

「対岸は浸水しています」との音声で食い入るように見つめた先に

なんと姉の旦那様の実家の屋根が。

おいおいおい!!見覚えありすぎるその風景・・・

全国放送されるほどにまずい状況なのかい、と焦りました。

 

幸い、実家のお母さんは深夜に消防の拡声器による避難指示で危険に気がつくことができ、

幸い道路もまだ車で移動できるほどの水の量だったので、

車に荷物を詰め込んで姉宅に避難できたとのことでほっとしました。

 

長男の学校は2日間臨時休校になりました。

わが家は利根川に近いですが、

利根川は無事。

だいぶ水位は高かったようですが、大丈夫でした。

近くの用水路から水があふれ出し、

自宅のすぐ横を通る国道が通行止めになりました。

長いことここの場所で暮らしてますが、

子ども時代からかぞえても、

こんなことは初めて。

二階から見た景色は、田畑がまるで沼になってしまい、

農業用のビニールハウスが半分くらい水没していました。

低いところでは私の背の半分くらい、水がきたということです。

幸い、水は民家に流れ込むこともなく、

わが家の下水も普通に流れていました。

 

長男によれば、庭のメダカの鉢の水が雨であふれて、

メダガが2匹、流れ出てしまったとのこと・・・。

ごめんねメダカちゃん。

水を減らしておいてあげればよかったよ・・・。

 

避難情報が出ているとまずいな、と思ってつけたお昼のニュースで

まさかの鬼怒川決壊の様子をリアルタイムで知ることとなり、

テレビの前で絶句しました。

ちなみに旧石下町はわが家から40分くらいの場所でしょうか。

今でこそ合併で常総市という地名になりましたが、

石下は農村地帯の広がる小さな町です。

被害にあわれた方たちは本当に気の毒です・・・。

 

自然の力に比べたら、まさに人間もメダカ並みに小さい、

長男にそう伝えたら、

こくりとうなづいていました。

実体験を通じて、ちゃんと伝わっているな・・・と感じました。