うるさい子どもたちをほうっておき、
休日くらい、漫画読みたい!!(笑)
というわけで、
先日大枚はたいて買ったスラムダンク24巻。
ついに開封だ!
読み返してみると、
なんとまあ、不良の描き方の丁寧なこと・・・(笑)
こんなに殴り合いばっかりだったっけ?!
バスケの試合シーンばかりが記憶に濃かったので、
20年ぶりくらいに開いたらびっくりしました。
不良も不良、こんな不良今はいないよね、
短ランにボンタン、ボンタンに細ベルトだなんて(笑)
しかも不良がみんなリーゼントやオールバックじゃないか!
ビーバップだなあ~~~。
(ビーバップってのもすでに死語?)
リアルタイム当時なんとも思わなかったけれど、
不良もすっかり時代とともに変わったことを痛感。
ジャンプに連載していた頃は、
同時期に『ろくでなしブルース』なんてのもやっていたのを思い出しました。
学ランの裏に龍が入っている子なんて、今いるんだろうか??(笑)
最近じゃ、ピアスの男子も見かけなくなったなあ~。
余談ですが、登場人物たちが飲んでいるジュースの缶のプルタブが、
ツマミ起こす部分まですべて取れるタイプで、
さらにペットボトル1.5Lの形状が丸っこいことにも気がつき
あれっ、スラムダンクってこんなに昔の作品だったのか!?
と気がつかされました。
平成も終わろうとしている今、平成最初の頃とではだいぶ色々変わりましたねえ。
それにしても、
やっぱり画力の高さに頭が下がる。
バスケが大好きすぎる作者の、
バスケへの愛がもう滴り落ちるほどに描かれている!
当時作者は何歳だったのかなー。
後の作品『バガボンド』『リアル』ともにわが家にありますが、
今のものとは違う、あふれ出る勢いがすごいなと思います。
バガボンドに至っては思考回路もすべて熟成にかかってきているように感じられますから。(そこも好きだけど。)
日なたの廊下で読み始めたら止まらなくなり、
一気に半分ほど読んでしまいました。
いやー、面白い。
青春時代に、夢中になれることがあるスバラシさ!!
『タッチ』には静かなる熱さがありましたが、
こちらの内容はキャンプファイヤー並みの熱さですね。
いつも思うのですが、
やっぱり漫画ってのは画が好みかどうかでかなり左右されるな、
と思います。
画面の魅力とでも言うのかなー。
表情ひとつとっても、
どうしたらこんなに巧く描けるんだ!!
と舌を巻く思いで読んだ20年前の自分の気持ちを思い出しています。
(よく、写して描いた。私は美術部出身(笑))
登場人物のアップに今さら見入って、惚れ惚れします。
今でもファンが多いことがうなづけます。
余談ですが、あのあとさらに長男と父ちゃんのリクエストで
『テニスの王子様』全巻が家に揃い(なんと3500円だった!)、
ついでに『のだめカンタービレ』も格安でセットものを発見してしまい購入。
今一番のわが家の課題は本棚がないことです(笑)