イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

モンスター

娘、自己主張が激しくなってきたと最近も書きましたが。

最近輪をかけてすごくなってきております。

 

昨日、保育園に迎えに行ったら、

手が汚れているから手を洗いたい、と言いだし、

じゃあ外の水道で洗えばいいよ、

と声をかけたものの、

外の水道は残念ながらトイレ掃除中の先生の洗剤やバケツがたくさん置いてあり、

残念ながらふさがっておりました。

そこですでに、へそを曲げた娘。

 

正門を出た後車に乗るのをちょっと嫌がり、

娘は腹いせに、制帽の麦わら帽子を自分で道に投げ捨てました。

「捨てちゃっていいのね? お母さんは拾わないよ」

と私が言ったら火がついたように泣きだしました。

ああ・・・ただでさえしゃがむのつらいのにさ、

臨月の母ちゃん、立ったり座ったり無駄にさせないどくれよ・・・・

と心の中で思い、ぜったい拾いたくないわ、と。

私の意地と娘の意地の張り合いです。

 

もうどうでもいいわ、と思い車のエンジンをかけたら、

ほんとうに置いてかれちゃう!と思った娘はあわてて帽子を拾いました。

そして、今度はジュニアシートに乗りたくない、

シートベルト締めない!! と大騒ぎ。

もうほんとに、一事が万事こんな調子です。

 

帰宅してからは、車から降りず、

自分のリュックを下ろすのもイヤ、

箸セットも出したくない。

着替えの入った引き出しからすべての洋服をひっくり返してお気に入りのワンピースを出し、

着替えさせろ!と私に要求・・・。

自分でやりなよ、娘。。。。

 

長男の耳のそばでわざと音の出るおもちゃを大音量で鳴らし、

うるさい、と言われたらそのおもちゃで長男の頭を攻撃!

当然、反撃されます。

そして、娘は泣きます・・・・。

 

今朝は、保育園行きたくないからお着替えしない、とすごい剣幕でゴネておりました。

金曜日は誕生会だから、今日も行こうか、とか

先生待ってるよ、給食はなにかな~とか

いろいろ手を変え品を変えなだめてはいたものの、

こちらも朝は忙しい。

面倒くさくなり、

「じゃあ、保育園もうやめようね、

 明日からずっと、保育園は行かないね。

 お友達とも遊べないけど、いいよね?」

と捨て鉢なセリフを吹っ掛けたらめずらしく堪えたらしく、

タンスの隅へ行ってめそめそしておりました。

見ないふりをしていた私が洗濯を干し終えた頃、

ちゃーんと着替えを済ませた娘は何事もなかったかのように

「ご飯食べる!」。

 

子育て、いわゆる2歳のイヤイヤ期なんてかわいいもんだ。

二男もだいぶ2歳のモンスター期にさしかかっております。

コップの水を確信犯でわざとひっくり返したり、

洗面台を家族全員の歯ブラシでじゃぶじゃぶと掃除してみたり・・・

絆創膏に夢中の二男、踏み台をどこからか持ってきて、

押し入れによじのぼり絆創膏をあけまくる。

三尺の和裁用竹物差しをどこからか発掘して振り回す。

でも、まだまだ小さいからかわいいもんです。

発見次第、「コラ!!」 と大音量でカミナリを落とすと、

いかにもしおらしい顔でゴメンとばかりにペコリと頭を下げる姿は、

なんか笑ってしまってそれ以上怒れません。

しゃべれない彼が、小学生新聞を逆さまにしながら、

いかにも読んでいるふうにムニャムニャとしゃべっている姿はなんともほっこり♪

 

でも・・・4歳は違う!

すべてわかった上での悪さ(笑)

なので”憎たらしい要素”も加わり、

なんともお互いに「譲れない」感たっぷり。

意地の張り合いです。

しかも、娘は長男と違って最終的に父ちゃんという城に逃げ込むことができ、

かなりずるい!

 

長男こそがモンスターだと思っていた時代は終わり、

代替わりで新たなモンスターが出現中。

そうか、わが家は常にモンスターを飼いならす時期が続くんだな・・・・