イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

女子のプライド

夜明けが遅くなったせいか、

早起き全然してこないわが子たち。

だいたい一番乗りは赤ん坊の三男です。

それはそれで静かでいいんですが、

とりわけお寝坊の娘。

 

一昨日は、父ちゃんこないだの傷の抜糸のため朝のうち家にいたので、

のんびりしててもいいのかな、

というムードだったこともあり、

なんと8時まで布団から出て来ませんでした。

もちろん、私も7時を過ぎたら起こしにかかりますが、

布団を剥いでも何しても、

起きてこないものは起きてこない。

最初はもちろん寝ていますが、

途中からは意地なんでしょう。

目がさめていても起きてきやしない。

 

昨日のこと。

お寝坊してもどうにかなった前日のことがあったためか、

またもやわざと起きてこない娘。

父ちゃんはもうとっくに仕事に出てしまったし、

もうすぐ長男も学校に行こうかという7時半。

長男も、まだ寝てんのー?!とあきれ顔。

 

そんなこんな、

勝手気ままな娘4歳はやっと7時半過ぎに起きてきて、

居間でぼーっとしていました。

こちらも家事いろいろやりながらの朝の時間帯。

そのままほうっておいたら、8時前まで何もしていない娘。

保育園の支度はおろか、ずっとパジャマのままです。

次男はとっくにご飯も済んで、

三男にちょっかい出して遊んでおります。

 

洗濯物が干し終わって再び居間に戻ると8時が過ぎ、

ようやっとパジャマが脱ぎ終わっているという状態の娘。

脱いだだけ、パンツ一丁はだかんぼです。

またそのままぼーっとし続ける娘。

さすがに私もしびれを切らし、

保育園の支度と着替えをするように注意して、

朝ごはんはここに置いておくから、とテーブルの上に置きました。

 

私が風呂掃除から戻ると、

娘はまだまだパンツ一丁。

次男が勝手につけたEテレを見ながら、

カタツムリより遅いと思われるスピードでご飯をもぐもぐ。(パンツ一丁で・・・)

もちろん視線はテレビなので、

ぜんぜん進みません。

無論、テレビは強制終了。

 

いよいよ、いつも出かける時間の8:20になりました。

残念ながら娘はご飯も食べ終わらず、

しかもパンツ一丁だし、

保育園の準備も一切できておりません。

 

いらいらしながら母は考えました・・・・

待ってやるべきか、それとも追い立てるべきか・・・・

でも、前日ののんびりが許されてしまったからこその体たらく。

ここはビシっといくか。

 

 

あなたがお寝坊したために用意ができていないこと、

もう出発の時間なので今日は髪は結えない、

すぐに園服を着て、リュックに荷物を詰めて車に乗ること!

 

すると娘は「髪の毛結んで~~~~~!!」

と泣きだしました。

しかもこの期に及んで「みつあみがいい~~~」

 

くあああああ

おまえ、寝坊しておいてそれでもみつあみしろだなんて

ふざけんのもいい加減にしなさああああい!!!

堪忍袋の緒がブチっと切れる音がするのが自分でわかりました。

母の火山は一気に噴火!

 

もういい、勝手にしなさい!

やだー、みつあみー!!!

もう知らない!!

というやり取りを経て、

わがままをわめきながら泣く娘を居間に残したまま

次男と三男だけ乗せて「もう保育園行くから!」と車のエンジンをかけました。

 

すると娘が大泣きしながら玄関から出てきて

「髪の毛結んでええええ!!」

なぬ~~~~ それでも言うか~~~~!!

 

園服を着て荷物を持って車に乗りなさい!

と一喝し、

娘を待つこと1分。

・・・・あれ、出てこない。

2分経過。

・・・・出てこない。

しびれを切らして様子を見に行くと、

・・・・!

なんと自分で髪を結っていたのです。

 

ここまで叱られても、そこだけは譲れなかったのか娘よ!!

朝ごはん食べなくても、マスカラだけは塗っていくOLみたいじゃないか・・・

 

女子のプライド、おそるべし。