さて。英語特訓は4日目にして挫折。
どうしても英語が好きになれないらしく、
a とthe の使い方の区別がぜんっぜんつかなくて不貞腐れて文句を言い出した。
「3日がんばったんだから、少し休みたい」とな。
は? そういうの世間では三日坊主って言いますけど?
そして「おれは、テストで点数とるために生きてるんじゃない」
「ゆっくりする時間も必要だ」
とのたまった。
出たー、リアル中学生日記!!!
つーかあんた、部活も引退して毎日15時頃帰宅して、
夕飯までず〜〜〜っとスマホいじってて、どんだけゆっくりしてんだよ(怒)
と心の中では思ったけどそこは言わずに飲み込んだ母ちゃん(我ながらオトナな対応だった、と自分をほめる。)
たしかにわかる。
じゃあ、ちょっと視点を変えてほしい。
3年後の自分が、今の自分を見たときに、どんなふうに感じると思う?
これは怒って言ってんじゃないのよ、
俯瞰から物事を見るっていう、そういうことを言ってるんだけどさ。
このやりとりの中で、そっぽ向いてついにもう口をきかなくなった長男。
まあさ、順調に行き過ぎてるとは思ってましたよ母ちゃんも。
どっかで反抗してくるだろうとは思ってた。
でも、・・・三日坊主は許さん!!!(笑)
とは思ったものの、感情的になったところで何の得にもならんと思い、
ここまで来たところで母ちゃんは早々に寝床へ引き上げました(まだ7時半だったけど)。
自分で考えればいい。
やりだしたこと(まあ、やらされてですが)をやり遂げられないっていうのはどういうことなのかを。
その後、小一時間くらいして、切り替えてどうにか1回分自分でやりきったみたいです。
翌朝、ちゃぶ台にワークが置いてあって、ルーズリーフに採点した解答がはさんでありました。
えらいじゃん。やればできるじゃん。
そしてその翌日は、
「おかあ、そういや今夜はお囃子の合同稽古だった!」
とニコニコしながら地域のおっちゃんたちと出かけて行き、
さらに翌晩は
「やっちんにテニス誘われたからナイター行ってくるわ!」
とこれまたコート代握りしめて自転車にまたがり・・・・
見事に逃げられた(笑)
そ〜し〜て〜日曜日。(はらぺこあおむし風に)
「今日はやるよ、社会をやるって決めてんだ。歴史検定もあるからな」
ですって!
自分に勝てないやつは、ものごとに勝てるわけがない、
という言葉を思い出した母ちゃんでした。
しかしながらこの意味を噛みしめるのに、私も何十年もかかったな。
15の小僧にわかるわきゃないか、と思った秋の日でした。